表参道FABで"flower voice scene.15"を見てきました。

○新井昌慧
  Bs,Perc(女),Gtのサポート。5曲唄ったらしいのですが、私が聴けたのは後半の
  「自分リセット」「Pale Rain」「真夏の夜の風」のみ。鼻にかかった高音域が
  きれいに響いていました。ねちっこい唄い方がちょっと気になります。
  沢知恵さんのライブを見たとか話していましたが、「さわちえ」ではありません。

○由梨香
 1. つり橋
 2. 淡い水色の夢
 MC 普段緊張しないけれど、今回は緊張している。リハの後、気休めに髪を洗って
    きた。
 3. 木蓮の涙(スターダスト・レビュー)
 4. Love Mathematics
 MC このイベントにあたり、拝郷メイコさんとデートした。「男っぽいけれど
    書く詩は女だよね」と意見が一致。
 5. 真実
 6. ため息
  ハラハラと零れ落ちるような鮮やかな演奏でした。前回もそうでしたが、FAB
  あるいは由梨香さんに合っている音作りができている気がします。唄は力強い
  ところもありますが、もう少しコントロールできると良さそう。

○篠原美也子
 1. 6月の雨
 2. ひとり
 MC 新井昌慧さんが「湾岸戦争の頃は小学生だったのでよくわからなかった」と
    いうことを受けつつ、篠原さんのデビュー曲「ひとり」は湾岸戦争が出てくる
    曲と紹介。世代のギャップをアピール!?
 3. きれい
 4. Place
 5. Fool in the Rain

ここで終わると思わせて、奥井亜紀さんが飛び入り参加。昨年活動していた“福娘。”
として1曲唄います。
 6. 夏の花
  梅雨の季節のライブということで、雨の歌を唄っていました。「ひとり」は
  久しぶりに聴いたこともあり、懐かしさがこみ上げてきます。古い曲も新しい曲も、
  歌詞の重みの感じられる篠原さんらしい内容だったと思います。百歌のシリーズの
  "Home"に対して、今回は"Away"ということでトークは控えめ、自己完結気味でした。
  ステージの転換時にドリンクカウンター前にいた奥井亜紀さんでしたが、もともと
  見に来ただけらしく、リハもステージ衣装も無く参加していました。先日の
  渋谷O-Crestでの奥井亜紀さんのライブで、篠原美也子さんが前座的に出演したこと
  を受けての飛び入りだったのかもしれません。対照的な声質なので、聴いていて
  広がりを感じます。

○拝郷メイコ
 1. 赤い星
 2. トマトスープ
 MC "flower voice"についての説明。最近晴れ女。
    「骨の髄まで楽しんでいってください。」
    ギターの樋口さんを呼び込みます。
 3. サーカス
 MC 「ライブをやっている感覚が湧いてきました。」
    梅雨の時期になると落ち込んでしまう。小学5年のときに従姉妹のさっちゃんと
    自転車レースをしていて、ペダルを踏み外して転び、さっちゃんに轢かれたことが
    原因かもしれない。メイコさんは日帰りだったけれど、さっちゃんは全治3週間
    だったとか。
 4. よるのなか
 5. ものがたり
 6. ソイトゲヨウ
E1. セロファン
  今回は声が少し細めといった印象で、CDに収録されているような硬めの声という
  印象でした。前半は特に、きっちり唄おうという強い意識が感じられます。
  新曲「ものがたり」は、サビの歌詞が「物語」「キラリ」「光」「〜たり」という
  ように韻を踏んでいることもあって、きれいに響いていました。

奥井亜紀さんを含めた全員でセッション。 
E2. 雨上がりの夜空に(RCサクセション)
  さばさばとした性格の出演者が多かったこともあってか、「雨上がりの夜空に」
  のような曲も似合ってしまいます。唄はまろやかでしたが。懐かしい曲ですが、
  メイコさんらには新鮮な曲だったようです(篠原美也子さんや奥井亜紀さんは当然
  知っているでしょうが…)。


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copyright かみと,2004