吉祥寺Star Pine's Cafeで拝郷メイコさんのライブを見てきました。 開演時間前に会場に着いたのですが、入場の列がなかなか減らず、 オープニングアクトで開場中に唄っていた川越春奈さんのステージが 終わった頃にやっと入場。入場待ちの間に唄は多少漏れ聴こえてはいましたが…。

○Kyoroko
  KyorokoさんはGtVo(女)ですが、BsとGtを加えてKyorokoと名乗っているのかも
  しれません。
 1. 枯れない花
 2. everyday everynight
 3. Tenderness
 4. Moon
  ハスキーな声質で、マイナー系のフォーク路線。低音域は怪しげですが、
  中音域に力があります。上品な印象もありました。ファルセットの声質は
  どことなく奥井亜紀さんっぽい。音程の変化をきっちり唄えるようになると
  もう少し安定した内容になると思います。

○拝郷メイコ
 1. 手紙
 2. トマトスープ
 MC 「どうもありがとうございます。皆さんこんばんは、拝郷メイコです。」
    Star Pine's Cafeは久しぶりということで、バンド(エプロンカード)に
    ついても話していました。吉祥寺はティッシュ配りの兄ちゃんがしつこい
    印象だとか。いろいろともらってしまった中で、早速あぶら取り紙は
    役立ったようです。
 3. 僕に降る雪
    ここ数日の暑い日々も何のその、といったところでしょうか。
 MC 昨日高校時代からの友人に会った。いろいろと悩んでいる友人を見て、
    自分に重ねて涙が出た。
    昨日偶然メイコさんと会ったのですが、なんとなくしおらしかったので、
    その友人と会った後だったのかもしれません。
 4. メロディ
 5. ソイトゲヨウ
  演奏も唄も若干軽めで薄い印象でしたが、むしろ余裕を感じさせるものでした。
  柔らかさが際立ってきたと言えるかもしれません。この季節に「僕に降る雪」は
  意外ですが、天井の高い会場だけに雪が舞い降りてきそうでした。高さを感じる
  曲ですね。

○未来(MIKU)
  Gtのサポート。
 1. 素直になれなくて
 MC
 2. キスしてもっと…
 3. 片想い
 Mc 熊本の実家(八代)に1週間くらい帰っていた。故郷の話を始めると
    結構訛りが出ています。
 4. If we hold on together(ダイアナ・ロス)
    かつてのTBSドラマ「想い出に変わるまで」がDVDで発売され、
    その中で未来さんがこの曲を唄っているそうです。
 5. HANABI〜8月の日〜
  ファルセットが多いのですが、ちょっと苦しそうだったりして、
  中低音域の方がずっと魅力的だと思います。全体的にもうワンステップ
  したいところですね。

○下川みくに
  ブルームオブユースの松ヶ下宏之さん(Pf)のサポート。
 1. “心に小さな花が咲いてる…”(「枯れない花」?)
 2. “もう少し隣にいて…”(「Again」?)
 MC Star Pine's Cafeは2回目。雰囲気に慣れていないけれど、先月よりも緊張して
    いない。この日、スタッフと井の頭公園へ行ったあと、バスマットを買った。
 3. 初恋の君
    松ヶ下さんの曲とのこと。
 MC 人の曲を唄うのは初めて。デビューして5年くらいになる。
 4. “さよなら20世紀の僕たちは…”(「サヨウナラ!20世紀の僕たち」?)
 MC 前回はGtとのライブだった。7/23に南青山マンダラで行われる松ヶ下さんの
    ライブに出るとか出ないとか。
 5. Alone
  鼻にかかった声で高音域が若干弱めなのが気になるところ。全体的に線が細い
  という印象です。2曲目などは中音域の唄い方がしっかりしていました。
  シンプルで綺麗な曲が多く、印象は良かったです。

○石嶺聡子
  サポートはThe LOVEの内田敏夫さん(Gt)。
 1. “月明かり照らされて…”(「届かない青」?)
 2. “にじんだ夕暮れが…”(「東京日記」?)
 MC 明日引越をする。テレビとラジオがない生活は淋しい。
    お客さんが静なことについて「息とかしてるのかな?」
    どうやら丸いものが好きらしいです。地球儀は10個くらいあるとか。
 3. 飛行船
 4. ベランダ
 MC シェーカーが無くて、スタッフが届けるまでの場繋ぎにしばらくトーク。
 5. 羽根
  むらの無い唄い方で、どこを聴いても石嶺さんらしさが出ていました。安定した
  内容で、ゆったりと聴くことができます。
  デビュー当時から比べると、何度か音楽的な転換期があったように思いますが、
  今回結構フォーク寄りに近付いたような印象を受けました。そんなこともあってか、
  期待していた「バイバイ」(拝郷芽衣子さん作詞)は唄いませんでした。
  拝郷さんもちょっと期待していたようです…。1998年の作品なので、これからも
  唄う機会はなかなか無いかもしれませんね。


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copyright かみと,2004