"flower voice scene.14"を表参道FABで見て来ました。今回の出演者はFAB色が強い 印象です。拝郷メイコさんはほとんどブッキングに絡んでいないと思われ、事実上 このシリーズでは“レギュラー出演”の位置づけでしかないのかもしれません。

○チープスリルの雌
 1. タイムマシン
 2. “なぜなぜ…”
 3. 土曜日
 4. 君といたい
 5. すいか
 6. “つながりたい…”
 7. 愛の言葉はいらない
  チープスリルの雌としてのライブを見るのは2回目ですが、チープスリルよりも
  柔和で、おとなしい印象は否めません。客席に椅子が出ていたこともありますが、
  なんだか生ぬるいまま終わってしまいました。おとなしい分だけ、曲の繊細な
  部分が出ていましたが、やはりハードな音を望んでしまいます。

○appledore
  Bs,Dr,GtVo(女),Gtのポップス系バンド。アイドル系J-POP路線っぽいところもあり、
  ボーカルは高音域になるとフラットしていることが多く、技術的にもっと高めて
  もらいたいところ。楽曲は「青い花」という曲が一番特徴がはっきりとしていたと
  思います。

○イズミカワソラ
  サポート無し。本人のKey弾き語りですが、両側にテレビモニタが用意されて、
  ソラさん自身が作ったと思われる映像が流されつつ演奏していました。
  デビュー当時のポップス路線、イズミカワソラ名義となってのキャバレーポップと、
  どんどん変わってきているソラさんですが、今回はそれらとも違って
  かなり発散気味で、メッセージ色は強いものの、伝わりにくい気がしました。
  結局良くわからないライブでした。

○拝郷メイコ
  途中からKeyのサポート。
 1. ゆうぐれ
 2. トマトスープ
 3. ブルー
    この曲からサポートが入ります。
 4. フラッシュバック
 5. ものがたり
 6. ソイトゲヨウ
E1. ななしのおさる
    チープスリルのbebeさん、Appledoreの なおさんを呼び込んで唄っていました。
  YAMAHAのGtの方が接触不良らしく、「ゆうぐれ」が終わったところで後の曲はすべて
  Gibsonを使っていました。唄そのものはいつもながらに安定しています。
  あまり唄わない「ブルー」や「フラッシュバック」を聴けたのは"flower voice"
  ならでは、なのかもしれません。アンコールの光景に違和感があったのは
  私だけでしょうか…。


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copyright かみと,2004