名古屋久屋公園で行われたZIP-FMのイベント「ZIP SUPER SQUARE」で ジムノペディのライブを見てきました。新幹線の窓の外がにわかに曇り、 やがて雨が降り出してきました。東京はよく晴れていたので、雨のことなど 考えてもいなくて、雨天中止だったら名古屋に何をしに行ったのか わからなくなってしまいます。
 名古屋市内は時々雨がばらつく程度で、14時頃に会場へ到着。 イベントは無事行われていて、ちょうどナチュラルハイのステージが 始まるところでした。以前見たときと同じように、インストからスタート。 品の良いジャズ系の音楽という印象ですが、引っ掛かるところは 少ない感じでした。ジムノペディの川崎さんが客席をうろうろしていて、 私を見つけると驚いて「ありえない光景だ」とつぶやいていました。
 次はPHONESという男性3人組。会場内ではフリーマーケットも 行われていたりしたので、付近をうろつきつつジムノペディの出演まで 時間をつぶしていました。

 1. 恥艶の輪
 2. ウタカタ
 3. ヒメゴト花火
 4. 花オルゴール
 5. お医者様
 6. ジェリー
 7. スタッカート

 まったりゆったりした選曲でした。うだるような暑さの真夏や夜なら ともかく、野外で夕方ちょっと前ということを考えると、もう少し勢いの ある選曲の方が良かったかもしれません。音の強弱が激しいバンドだけに ピアニッシモ部分で静まり返る客席は、まるで時間が止まったかの ようでしたし、水が湧きだすようなクレッシェンドはぐいぐいと高揚 していく感じがきっちり出ていました。
 今回は新曲「スタッカート」を聴くことができました。どちらかと 言えばおとなしい雰囲気の曲で、一番盛り上がるのはエンディングかも しれないと、今後のアレンジに期待。聴きやすい曲ですが、メロディー としてはインパクトが薄いかもしれません。 ステージが広く、6人のプレイがしっかり見える配置だったのはラッキー。
 愛知県が地元の川崎さんの知り合いも見に来ていたようで、ボーカルの ナオミさんよりも先に声がかかっていて、照れくさそうな川崎さんでした。 最後にZIP-FMのパーソナリティとトークがあり、ボソっと話す小林さんを 後ろにいた畦上さんと川崎さんが爆笑していました。
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copyright かみと,2004