表参道FABで"flower voice scene.17"を見てきました。開演時間から10分ほど 遅れて到着したのですが、まだ始まっていませんでした。

○Ann
  Bs,Perc,Gtのサポート。
 1. “回る回るはちの上…”
 2. “暗い空みたい…”
 3. はちみつゆめ
 4. 涙
 5. “あたしに咲くこの胸に咲く…”
 6. つないで
  けだるさの漂うライブでした。癖のある唄い方がこもった感じを与えて、
  なんとなくすっきりしない。抑え気味だったのかもしれませんが、以前聴いたような
  突き抜ける強さが伝わりにくい感じでした。

○[ma]
 1. Days
 2. Free
 3. ダイスキャスト
 4. Replay
 5. flare
  この日一番まともなライブをしていたのは[ma]でした。上品さは私の期待している
  [ma]の姿ではないのですが、静寂さと華やかさをうまくコントロールできていた
  ライブだったと思います。「flare」の表現する曲の大きさなど圧巻でした。
  12月1日にアルバム『Una Voce』が発売されるということで(DVDも出すらしい)、
  充実していることが伝わってきます。

○朝日美穂
  このところ朝イチのライブしか見ていない気がします。今回も朝イチ。
 1. しあわせをうたおう
 2. バスタブライムス
 3. 雨上がりの午後
 4. “Silly K…”
 5. “頬杖ついて窓の外を見ている…”
 6. “かじかむ手オレンジに染まる…”
  前半特に彼女らしくない不安定さがありました。高音域がフラついていたり、
  明らかに変な音が混じっていたり。中盤からだいぶ安定してきましたが、
  こじんまりとした内容だっただけに、小柄な彼女がますます小さく見えた
  ライブでした。12月18日にアルバムを発売するそうです。

○拝郷メイコ
  今回はサポートあり。なおみさん(Vn)、ようこさん(Vn)、あずささん(Vc)。
  初めての編成です。サポートが入らない通常の一人のライブだったら、
  芙咲由美恵さん@下北沢mona recordsに移動するつもりでした。
 1. 月夜
    4人でテンポを合わせたためか若干速め。速い分だけメイコさんのストロークに
    違和感がありました。足をバタバタ動かしているので、不思議に思ってみたら
    ストラップをしつつ椅子に座って唄っていたのでした。
 2. トマトスープ
 MC ひとまずサポートはここまで。風邪をひいたということで、のどが痛くて前日は
    まったく唄わない一日だったとか。この日も自己紹介でCMソングを唄います。
    さすがにこのイベントのレギュラーであるメイコさんを初めて見る、と挙手した
    人は、1人いるかいないかといった状態でした。
 3. なないろ
    この曲のリクエストがあったのだそうです。
 4. メロディ
    最近の中では一段と透明感のある声でした。でもブレスの位置が違っていたり、
    Gtの音があまりにも安っぽく聴こえたり(メイコさんのせいではありませんが)、
    なんだかもったいない。
 MC サポートメンバーの紹介。3人とのつながりは藤井理央さんのようですが、よく
    わかりません。ストリングスアレンジをした理央さんについては「草葉の陰で…」
    と紹介していましたが、ギャグではなく無知だったようで。アレンジは、CDの
    フレーズを活かしたものでした。
    翌日は父親の同窓会で唄うらしい。
 5. ソイトゲヨウ
    この曲から再び3人のサポートが入ります。
 MC
 6. 家路

アンコール。サポートメンバーとともにメイコさんが登場。
E1. サーカス
    途中、ピチカートにしたいと思うところもありましたが、この日のPAでは
    うまく表現できなかったかもしれないので、結果的にはOKだったと言えるかも
    しれません。
  たとえ調子が悪くても、それを口に出さないプロの意地みたいなものを感じて
  いましたが、今回は珍しく風邪をひいたことをあっさり話していました。
  本人としては復調したつもりかもしれませんけれど、ところどころ危ないところが
  感じられたライブでした。

最後に出演者全員を呼び込んでセッション。

E2. You've got a friend(Carole King)
    [ma]のMAYUさんと、メイコさんのサポートメンバーが演奏して唄います。
    特に練習を重ねたわけではないでしょうから、全体的にぎこちない唄でした。
    スペシャルゲストとして、次回の"flower voice"に出演する長谷川都さんも
    参加していました。

 長谷川都さんは客ということでしたが、オフィシャルページに珍しく出没予告が あったり、転換中にドリンクカウンターまでは現れたものの、ライブ中はずっと 楽屋にいたようでしたし、過去にメイコさんと立場が逆になった状況も見ていたので、 セッションに参加したのは予想通りでした。若干演技っぽいところも感じつつ。

 「Annちゃん」と呼び込むと「兄ちゃん」みたいだ…。 Ann + [ma]でマッサージ効果があるかどうかも微妙です(つまらない…)。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
copyright かみと,2004