渋谷Spumaで佐藤ひろこさんのワンマンライブが行われました。12月8日が 誕生日ということから、バースデーライブでもあります。2部構成でした。 Gt,Key,Percのサポート。

第1部
 1. 真実
 2. ヤスラ木
    イントロで簡単な挨拶。
 MC 「どうも今晩は、佐藤ひろこです。この日が来てしまいました。」初ワンマン
    ライブであることを告げます。「明日誕生日なんです。知ってた?」
    ここ数年の誕生日について。19歳のとき、池袋の路上で誕生日を祝ってもらった
    けれど風邪をひいていた、とか、昨年は高円寺Show Boatだった、とか。
    「そんな私がワンマンなんていいんですかね?」
    ここでゲストのBaby BooのShinobuさんを呼び込みます。
 3. 愛が私を救ってくれるの
    ひろこさんの演奏は無し。伴奏は忍さんのKeyのみ。
 MC Shinobuさんと入れ替わりで再びメンバー登場。
    「昔を知っている人は、こんなしっとりした唄だとびっくりするかも。
    結構引き出し多いんだぞ。」
 4. すべて捧げる
 MC 次のイントロに繋げてメンバー紹介。のっちさん(Perc)、ほりこしさん(Gt)、
    ただすけさん(Key)。
 5. for myself
    後半は転調したい。
 6. 元気のみなもと

第2部
 1. ダイヤモンド
    軽快なロックンロールになっていました。
 2. レイラ
    ひろこさんのギターの音がほとんど出ていません。
 MC 「この曲唄うと泣きそうになる。」
    明日が誕生日ということで、「欲しいものは“愛”。相当飢えているんです。」
 3. 愛が私を救ってくれるの
    再び、サポートメンバーに代わってShonobuさんが演奏。ギター演奏はないので、
    その間にスタッフがギターの配線を変えたりしていました。そんなこともあって
    PA席には誰もいなくて、MCの調整のままリバーブ無しでした。
 4. 君のせい
    一人での弾き語り。せっかく配線を変えたギターでしたが、音が割れていて
    調整しきれず、マイクで拾うよう演奏中に変更していました。
 MC 第1部と同様にメンバー紹介。
 5. for myself
 MC 「明日23(歳)になるんだよ。すごくない?」またしても大泣きし始めます。
    「親はなくとも子は育つ。」高校2年の時から独り暮らししているだけに、
    これまでのことがいろいろと去来したのでしょう。
 6. 元気のみなもと
    ますます泣きながら唄っていました。

アンコールになります。
 MC 「半分やらせみたいだけど。」あっという間の22年だった。(大泣きしながら)
    初めてのSpumaも泣いた。いっぱい人がいてくれるのが嬉しい。昨日緊張して
    眠れなかった。絶対泣くだろうって思った。走って転んだ。…泣きながら
    脈絡もなくいろいろと話しています。
    「自分の居場所を探しに東京へ来ました。音楽をやっていたら気持ち良くて、
    生きているって感じます。(客席の「頑張れ」の声に)世田谷一がんばる。
    (会場の笑いに)世田谷って結構ひろいんだよ。」「ライブでトリのときは、
    必ずアンコールしてください。」
    スタッフがやってきて、Baby BooのCherryさんが唄ってくれることを告げます。
E1. Love 1/2(Baby Boo)
    CherryさんとShinobuさん、サポートでのっちさん。「Deep Love」の挿入歌と
    なっていることです。「主題歌よりは格下ですけど」と、ひろこさんを讃えます。
    突然唄うことに決めたということで、既に飲んでしまって赤い顔になっている
    ことを詫びながらの唄でした。
 MC 再びセッティングしているスタッフに「皆(お客さん)が唄ってくれるって。」
    と、ただすけさん(Key)を呼びます。涙でボロボロで唄える状況には遠かった
    ようですが、「誕生日に唄う曲といったら、あの曲しかないでしょう。」
E2. Happy Birthday to You
    お客さんによる唄。
 MC 「いつも側にいてくれ!」

 この日一番良かったと思うのは「レイラ」でした。音の厚みに負けないだけの パワフルな唄で、奥行きを感じさせるものでした。高音域がスカッと決まった ときの声など、かなり聴かせてくれます。全体的な唄そのものも妥当なレベル だったと思います。今回はバースデイパーティ的な要素もあって、後半は ほとんど泣いていましたし、それでも幸せそうな表情だったのが印象的でした。 良い方向に進んでいるようでなによりです。
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copyright かみと,2004