長谷川都さんの“歌種その25”を下北沢440で見てきました。今回のテーマは 「秘密」、恒例となっている開演前と休憩中の映画は「フライド・グリーントマト」 音楽は「SECRET STORY」(PAT METHENY)でした。特別食べ物は「秘密丼その1」と 「秘密丼その2」、飲み物は「秘密のお酒」と「秘密のソフトドリンク」。 前回はCD発売ということもあって、客席もお祭り騒ぎ状態でしたが、今回は 通常の“歌種”に戻っています。

第1部
 0. うふふ
 1. 愛ゆらら
    やけにニコニコしながら唄っています。お客さんにも唄わせていました。
    「ほんの少し愛を…」の部分、和音を分散させてスタッカート気味に弾いている
    感じが、つーちゃんの心境を表しているかのようです。
 MC 「寒い中ようこそいらっしゃいました。」前日のiyiyimのワンマンライブを
    見に、下北沢440に来ていた。寒い中待つのはたいへん。
 2. 幸福の木
    軽めに唄っています。途中で派手にミスタッチして「間違えた!」と、叫んで
    いました。
 3. わたしはおんなのこ
    間奏はちょっと危なっかしい。
 MC スタンプラリーについて。前回でスタンプがいっぱいになった人が多く、
    後程秘密の音源を送ることにしている。新しいスタンプラリーがスタートと
    なるが、今度は期限無しでスタンプがたまったらプレゼントがある。
    カバー曲のコーナー。
 4. 慟哭(工藤静香)
    中島みゆきさんのバージョンを基にしたのかもしれません。もう少しテンポを
    落とした方が雰囲気が出たかも。
 MC おしゃべりコーナー「なりませぬ」。先日下北沢でリハーサルをしていた。
    コンビニでコピーをしたが、400円前後のおつりを取り忘れた。すぐに気付いて
    戻ってみたら高校生がコピーしていたので尋ねたけれど、どうやら知らないふりを
    された。「ちょっとした気持ちが今の若いモンには足りない」と憤慨。
    そのことを入倉リョウさんに話したら、カフェオレをおごってくれた。
 5. 言葉なんてなければいいのに
 MC 2月16日にシングルを発売した。TBSラジオで3月7日から12日まで25時台に
    「満ちてゆく」が流れる。「こころの声」はゆうせん、「音楽と人」にレビューが
    載っている。
    次は難しい曲のため、あまりライブでやっていない。
 6. 空の見える公園
    若干ブツブツ途切れる感じはありましたが、鮮やかなアレンジにのせて、
    しっかり唄っていました。
 7. 忘れないよ?

第2部
 MC ジャンベを抱えて登場。お客さんから「うふふ」というピーチ味のドリンクを
    もらった。「髪にパーマネントあてたのですが、気付いた方いらっしゃいますか」
    入倉リョウさん(Perc)と、この日のうふふゲストである京太朗と晴彦の二人を
    呼び込みます。
 1. ルール(京太朗と晴彦)
    チャゲ&飛鳥をおもわせるような鼻にかけた唄い方で、ハーモニーはそこそこ
    しっかりしていました。
 MC ものまねをしたり、捲し立てるようなトークの京太朗と晴彦の二人の紹介で、
    「おわらいではありません」この日の選曲は二人の希望がかなり反映されている、
    とのこと。
 2. 飾りのない文字(京太朗と晴彦)
 MC 次の曲について「一緒に唄うはずなのに、唄うところがほとんど無い」と
    つーちゃん。
 3. 大事なのは強く思うこと
 MC 急遽つーちゃんのリクエストでもう1曲。つーちゃんは客席へ。
 4. 遠くへ(京太朗と晴彦)
    高音域がかなり苦しそう。
 MC 新曲のコーナー。
 5. 秘密の恋
    せつない感じの歌詞ですが、演奏はきびきびしています。
 MC 前回のライブで好評だった曲。
 6. 春の雨
 MC 今年アルバムを作る。
 7. 満ちてゆく
    もう少しルーズにブルースっぽくすると雰囲気出そう。
 8. おんなじ空の下
    入倉リョウさんのサポートはここまで。
 MC
 9. はなうた
    間奏での手数が増えています。この曲は音域的にいつも苦しそうに唄っている
    印象があるので、今日はどうだろう、という気持ちで聴いてしまいます。

アンコールになります。
 MC 「今の気分は「こころの声」か「おやすみさん」ですが、何がいいですか?」
    「両方」の声でどちらも唄うことになりました。
E1. こころの声
E2. おやすみさん
    再び入倉リョウさんのサポート。

 前半は特に、じわじわとにじみ出るような喜びを垣間見せながら唄っている感じ でした。音楽の楽しさ、唄うことの楽しさを体で表現しているかのようです。 唄そのものは普段と同じくらいのレベルだったと思いますが、楽しそうに唄う分だけ 華やかさが増していたと思います。
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copyright かみと,2005