下北沢440で長谷川都さんのライブ“歌種その26”を見てきました。 今回のテーマは“春らんまん”、映画は「耳をすませば」音楽は「Lark」 (リンダ・ルイス)、特別食べ物は「春の巻」(アスパラとエビ)、飲み物は 「桜の花」(チェリーのブランデーとオレンジジュースのカクテル)、 「チェリーで茶」(桜のお茶)。
 入場時につーちゃんに呼び止められ、何かと思ったら前回のスタンプラリーの 景品CD-Rをいただけるとのことでした。サイン・宛名・メッセージ入り生写真付きで、 入場してきた該当者それぞれに手渡し。結構な数になるはずなのに、お客さんの顔と 名前をよく憶えているものだ、と感心しきりです。

 0. うふふ
    いつものように「ごきげんいかが…」と始まります。いつもと違ってしっとり
    としたメロディーでした。
 1. 満ちてゆく
 MC 「今晩は、長谷川都です。ようこそ“歌種その26”へいらっしゃいました。
    1曲目から最後の曲みたいに始まりましたが。」「花粉症じゃないんですが、
    毎日ぐずぐずしたり、くしゃみが出たり。花粉症ですかね?」
 2. 風の音がきこえたら
 MC 「やっと暖かくなって春になった気がします。今日は春の歌を特集で。
    来週末あたりお花見ですか?来週は長谷川都のインストアライブがあるので、
    それを見てからお花見に行ってください。」
 3. 今は昔
 MC 「江古田マーキーのピアノと寄り添っていく私たちを唄いました。すごい
    いい歌でしょう。自画自賛。」
    「おしゃべりコーナー、“不思議です”。」よく不思議な体験をするらしく、
    写真を撮っても写っていないことがあるのだとか。「昨日、友達の
    結婚パーティーで、ポラロイドにメッセージを入れようとしたのですが、
    1回目は真っ黒で、2回目は背景しか写っていなくて、係りの人も不思議がって
    いたのですが、よくあることなんです。落ち込んで消えてしまいたいと
    思っていたからか3回目も真っ黒で、明るくすればいいと思って4回目
    撮ってもらったら、真っ白に飛んだ(ハレーションをおこした)顔が写って
    いました。他にも不思議なことがあって、結婚パーティの帰りに駐車場へ
    行ったら、駐車場がなくなっていて、場所を間違えたと思って結婚パーティ
    会場のビルの周りを回ったけれど見つけられなくて、2回目に回って出て
    きました。駐車場から出るときに、駐車券をくわえて運転して行って
    ゲートを通ろうとしたら、駐車券がなくなっていました。落としたわけでは
    なくて。駐車場の管理会社に電話して説明したら、変な人に思われたようで、
    何時間も停めていたのに「600円でいいよ、早く行って」と言われました。」
 4. 春の雨
 MC 「カバー曲のコーナー。今日は徹底的にしっとりいきますよ。春は新しい
    命が芽吹いてエネルギッシュだけど、私は季節の変わり目に体調を崩すことが
    多くて、落ち込みがちです。」
 5. 春よこい(松任谷由実)
 MC 歌種の説明。「唄は怖いと思った時期があったけど、唄うのが好きという
    気持ちがあれば怖くないと思うようになりました。一人では心細いから
    バンド、というようにはしたくありませんでした。ミスをすることも
    楽しいと思えます。ピアノひとつでいい世界を作り上げられたらと思います。
    徹底的にしっとり行きますよ。」
 6. だいきらい
 MC 「とはいえ、しっとりばかりしていられません。」
 7. ファジー・ピーチ

休憩に続いて第2部。フルートを持ったつーちゃんは、入倉リョウさん(この日はDr)を
従えて登場。

 MC ゲストの松崎ナオさんを呼び込みます。「セッション嫌いのうわさを乗り越えて
    セッションすることに成功しました。」
 1. あなたに向かって(松崎ナオ)
 MC 「長年仲良くさせてもらっているのに誘いづらくて。いろいろな場面で(Flower
    Voiceとか)参加しないので2度フォローしました。」
    ナオさんは人の気が読めるらしく、「気が止まっていると言われました。
    漢方の先生を紹介してもらったけれど行っていなくて、『行かないと唄わない』
    と言われたのであわてて行きました。」
 2. Flower Children(松崎ナオ)
    つーちゃんがジャンベを叩きながら唄います。
 MC 「(ナオさんがキーボードを弾いていたため)伴奏してもらって唄うって
    いいね。」
 3. あしたのゆめ
    ナオさんが前半を唄います。ナオさんはここまで。
 MC 「高校時代からファンで、(ナオさんが)映画に出ていた頃から追いかけて
    いました。母校の青山学院大学の学祭で対バンだったとき、『ずっと憧れて
    いました』と話したら『あ、そう』って。」
 4. ミルク
    スイング系バージョン。
 MC 新曲のコーナー。20分くらいでできた曲。近所のおじいさんを唄った。
    「両親のどちらの祖父母も早くに亡くしているので、近所のおじいさんに
    的を絞って作りました。」
 5. おさんぽのうた
    ジャンベを叩きながら唄います。伴奏は入倉さんのGt。
 6. こころの声
 MC スタンプラリーについて。4月21日で27歳になることについて。
    バースデーライブではギターを披露する予定だとか。
 7. おんなじ空の下
 MC 「しばらくつらい時期が続いて3月病みたい。なぜ存在しているのかとか、
    宇宙はどうして始まっているのかとかまで考えてしまう。」
 8. はなうた

アンコール。

 MC 「いろいろな日があって、今日は落ち込み気味だったけれど、皆さんに
    パワーをもらいました。」
E1. 愛ゆらら
    入倉さんはジャンベ。

 本人が言うほど不調を感じさせる内容ではありませんでした。確かに前半は しっとりした曲中心でしたが、落ち着いて丁寧に唄っている感じが出ていました。 それにしても不思議な人です。妙な話を聞いたからか、聴いていて「長谷川都 というアーティストは本当に存在するのだろうか、もしかしたら波動として 直接意識に唄いかけられているのではないだろうか」と感じたりして。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
copyright かみと,2005