堀下さゆりさんのワンマンライブが渋谷duo MUSIC EXCHANGEで行われました。 結構広い会場なので、どうなることかと思っていたのですが、椅子はほとんど埋まり、 立ち見も出るほどの盛況ぶりでした。ステージのスクリーンには「カゼノトオリミチ」 が使われたNHK「みんなのうた」のアニメ映像と、「君と笑った」のPVが交互に 流れ続けていました。19:11頃開演。サポートはCho(女),Cho(女),Bs,Perc,Dr, Perc(女),Gt,Key。

 1. milk
 2. Private Room
    堀下さんらしいポップさが出ていました。ツインのパーカッションということも
    ポップさを強調していたと思います。
 MC 「どうも今晩は、いらっしゃい。びっくりした…いっぱいいるんだもん。
    ワンマンです。楽しんでいってください。」
 3. あじさい畑
 4. オレンジ
    滑らかで深みのある唄でした。前半で良いと思った1曲。
 MC 「(サポートが)いっぱいいるね。今日はスペシャル編成で9人。」
    ここからアコースティック編成になり、まずはCho,Cho,Dr,Keyが抜けます。
 5. 幸せの木
    ボサっぽい雰囲気で、さりげない唄い方。堀下さんは鍵盤ハーモニカ。
 MC お客さんがどこから来たかを尋ねます。名古屋から来た人もいたようです。
    「昨日、そわそわしてて。寝ても夢で
 6. フルムーン
 7. 恋のチカラ
 MC 「散歩の季節ですね」
 8. さんぽ
 MC 「(リラックスして聴いてもらいたいという意味で)なんなら靴でも脱いで、
    正座…椅子に正座すると落ち着くんです。」
    この日のライブを家族や親戚が見に来ている。「東京に出てきたばかりの頃、
    東京には山がない、海がないって思ってさびしく思っていたとき、テレビで
    福島の山々が出てきて…号泣ですよ。」
 9. ふるさとサイレン
 MC 「ここからなんと弾き語りです。」メンバーは下がりますが、Choの二人が
    残っています。一人は堀下さんの妹、もう一人はコヤマナオコさんの妹。
    どちらも名前が暁子ということで、“ダブル暁子”と紹介されていました。
10. きらり
11. セレナーデ
 MC 「東京に帰ってきました。2月16日にアルバムを発売してから全国を回りました。」
    MCの間下がっていたChoの二人を再び呼び戻します。
    「インストアライブでずっと唄っていた2曲を。」
12. 君と笑った
 MC 「この曲でたくさんの人と出会えたと思います。」
13. カゼノトオリミチ
    この曲が終わったところで堀下さんも下がり、PercとDrの3人による演奏。
    時間を取っていたので衣装替えデモするのかと思ったのですが、それは
    ありませんでした。この後は再びフルメンバー登場。」
14. Clover
15. 指さし
    「Clover』同様、地声中心の唄い方になっているだけ重みのある唄に聴こえます。
16. くずかご
 MC 「(お客さんが入るか)不安だったんですよ、今日。イベントでは「小旅行がてらに」
    と言っていましたけど、北海道では小旅行じゃないと思うので「旅行がてらに」と
    言いました。」「今日のリハに遅刻しました。癒えのドアに足を挟んで、痛すぎて
    痛くないくらいだったので、病院に行って縫ってもらいました。もう落ち着きます。
    25(歳)なんですから。」
17. 旅路
 MC 「重大発表。今日のライブがDVDになります。8月発売です。DVDは初めてですから。」
    「イベントで唄を聞いて泣いてくれた女の人がいて、もらい泣きして。その思いを
    書いた曲を。」
18. 愛の歌
    新曲とのこと。簡単なフレーズをお客さんにも唄わせます。

本編はここまで。アンコールになります。

 MC 「ツアーファイナルといっているけど、今日が始まり。夏はストリートで
    全国へ」
E1. Life
 MC 再びメンバーを呼び込みます。ちょっと涙ぐみつつのMCでした。
E2. 君と笑った

 良い形で今回のワンマンを迎えられたことがわかる内容でした。各地の インストアライブツアーのファイナルにふさわしい、現時点での堀下さんの 集大成を感じさせます。力んで声をはずし気味になるということもなく、 サポートメンバーと一体になったバランスの良い唄で、堀下さんらしさが よく出ていたと思います。全体的に丁寧さが感じられて、これまで気になっていた 粗さが、かなり解消されていたように思います。
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copyright かみと,2005