原宿クエストホールで行われたオリコンのイベント“Sound Blowin' 2005”を 見てきました。招待制イベントで200組400名が参加とのことでしたが、もっと たくさんのお客さんが集まっていたような気がします。開場時間前には お客さんの列がクエストホールから原宿駅側に列が伸び歩道橋を越えて、 道路の反対側に伸びていました。

○as
  Gt,Perc,Keyのサポート。
 1. “なぜこの世界では…”
 2. 帰り道
 3. “close your eyes…”
 4. stage
 5. 暁
  透明感のある綺麗な声で丁寧に唄っていることがわかります。ただ、個性が薄い
  感じがして、どこにでもいそうな平凡な唄になってしまっているように思います。
  それにしても“アス”という名前は良くないですね。“ass”に聞こえます。

○湧口愛美
  Bs,Dr,Gtのサポート。
 1. Smile.
 2. Kissして
 3. Smile.
  日本テレビ系「歌スタ!!」で元JUDY AND MARYのTAKUYAさんに見出されたとのこと。
  ライブはほとんど初めてらしく、唄はかなりふらつき気味でした。アイドルポップ
  路線で、若さを感じさせるステージだったと思います。ちなみに、名前は母親が
  つけたらしく、アイスミルクティーを略したものだとか。

○ナナムジカ
  西島梢さん(Vo)、松藤由里さん(Key)の女性ユニット。サポートでGt,Vn。
 1. Ta-lila〜僕を見つけて〜
 2. アメノチハレ
 3. 魚
 4. くるりくるり
  クラシックの出ということもありクオリティは高く、太めの声で安定した唄を
  聴かせてくれました。垣間見える実力を考えると、もっときめの細かい音楽が
  できるような気がします。

○ユンナ
  この日の出演者の中で唯一のゲスト扱いです。真っ白いグランドピアノが用意
  されます。
 1. ゆびきり
 2. 真冬のVeil
 3. I've Never Been To Me(Charlene)
 4. ほうき星
    この曲のみオケ+弾き語り。
  基本的にピアノ弾き語りです。バラードでは柴田淳さんを思わせる声質で、
  安定した唄でした。ポップな曲もきっちり唄いこなせることも含め、17歳と
  いうことを考えると、かなりのレベルの高さをうかがえます。
  なお、ユンナさんにとって今回が初めてのライブになるらしいです。イベントや
  公開番組で唄うことはあったはずですが、自身で進行していくスタイルで数曲唄う、
  という形式の意味でのライブのことと思います。MCも流暢な日本語で、途中声を
  詰まらせる場面があった「真冬のVeil」後のMCでは、「水を飲んでおけば良かった」
  と話しているくらい、余裕を感じさせるものでした。Charleneのカバーでの
  英語の発音もきれいで、これくらいいろいろなことができる人は、なかなかいない
  かもしれません。


SAIL Music Laboratoryへ戻る
copyright かみと,2005