表参道FABで行われた“flower voice〜special”を見てきました。2ヶ月に1回で 行われる“flower voice”において、ホスト役(やはりホステスと呼ぶべきかと…)が 設定されるようになってから4年目となりますが、その4年間のホスト役が全員 集まるという企画です。平日ながらたくさんのお客さんが入っていました。
 開演予定時刻よりも若干遅れて着くとまもなく開演。長谷川都さんが登場し 辻香織さんを紹介します。なお、以降は出演が終わると次の出演者を紹介という リレー形式で続きます。

○辻香織
  4代目ホスト。Perc,Gtのサポート。
 1. 夜明けの一秒前
 MC
 2. プラム
 MC
 3. チャイルド
 MC 今回の企画として、出演者の誰かの曲をカバーすることになり、あみだくじで
    誰の曲を唄うか決めた。
 4. 土の中(長谷川都)
 5. 三日月
 6. 夏風
 7. グライダー
  妙な音の外し方をしていました。子供っぽい声で多少の音程のずれも許容されて
  しまいがちなのかもしれませんが、今回は結構気になりました。「チャイルド」は
  いわゆる「子供っぽい彼」のつもりらしく、"little boy"といった意味のつもりの
  ようです。カバー曲はオリジナルと比べてしまうものですが、辻香織さんには
  「土の中」は消化しきれていない感じでした。

○池田綾子
  3代目ホスト。Key,BluesHarp,Gtのサポート。
 1. ともしび
    いきなりブルースハープのキーが違うという失態。
 MC
 2. トレイン
 3. 中央線(矢野顕子)
 MC
 4. 水鏡(辻香織)
 MC
 5. おかえりなさい
 MC
 6. 飛べない鳥
  いかにもというロングトーンを多用した声はきれいに響いていました。ビブラートを
  かけると印象がもっと変わってくるかもしれません。

○拝郷メイコ
  Keyのサポート。
 1. やさしいちから
 2. サーカス
 3. 深呼吸ひとつ(池田綾子)
 4. よるのなか
 5. グライダー
 6. ソイトゲヨウ
  声の調子はもう一息といったところ。勢いの感じられるステージでしたが、その分
  丁寧さに欠けている気がしました。すっと沁み込むような声で唄ってもらいたい
  ところ。数日前のマーキーのライブの方が私の好みに近い声でした。

○長谷川都
  Bs,Dr,Gtのサポート。
 1. はなうた
 2. ミルク
 MC
 3. せかい(拝郷メイコ)
 MC
 4. 淡い夢
 5. 月のうさぎ
 6. fuzzy peach
 7. 愛ゆらら
    曲の終わりにサポートメンバーから花を受け取る都さん。
    さらに辻香織さん、池田綾子さん、拝郷メイコさんが登場します。
  今回の“flower voice〜special〜”は、長谷川都さんがライブ活動休止宣言した
  ことがきっかけと思われ、都さん中心に動いていたようなイベントだったと
  言えます。「fuzzy peach」では池田綾子さんのサポートをしていたBlues Harpを
  フィーチャーし、この日の全出演者の中でも一番音楽らしい1曲となっていました。
  都さんの唄については前半音程がかなり揺れている感じで、とても良いとは
  言いにくいレベルでした。

E1. エーデルワイス
    この日の出演者4人のア・カペラ。

ダブルアンコール。おそろいのグレーのTシャツにそれぞれ花をつけています。
4人がおもむろにポジションへとつきます。拝郷メイコさん(Bs)、長谷川都さん(Dr)、
辻香織さん(Key)、池田綾子さん(Gt)。

E2. リンダリンダ(The Blue Hearts)
    技術レベル的には、まぁこんなものでしょう、という高校の学園祭程度。

 19時過ぎに始まり、終演は23時を過ぎていました。
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copyright かみと,2006