ジムノペディのイベントが、四谷から浜松町に移転したばかりの文化放送の新社屋の サテライトプラスで行われました。会場は浜松町駅北口を出てすぐのところにあり、 ビルの1階にあるサテライトプラスというスタジオの前の広場です。少々の雨ならば しのげそうですが、ガラス張りの室内を想定していたので多少意外でした。 平日18時からでしたが、私が着いたときには既に30人くらい集まっていました。 椅子は18席ほど用意されており、その後ろに立ち見の人がいる状況です。 JRの線路沿いでもあり道路に面していることから、通行人もかなり多い場所。 徐々に人が集まってくる中、永長さんだけがスタッフと物販のセッティングを していました。
 もうすぐスタートという時、唐突に司会のK太郎さんが話し始めます。文化放送の ロゴが入った覆面をかぶったままでしたが、なんだか文化放送らしくない気が…。 お客さんの中には、この日の昼間に放送で話していた出演者(アナウンサー?)もいて、 ジムノペディのファンらしく番組終了後にカラオケでジムノペディの曲を唄って きたというように紹介されていました。お客さんの数は結構増えていて開始前に 80人前後ではないかと思います。
 普段はステージとなる台が用意されているそうですが、バンド編成ということも あって地面にそのまま楽器やマイクがセッティングされています。ナオミさんの ところには目立たない色のカーペットが敷かれていました。

 1. 夜感リサイタル
 MC
 2. 夢ならクリムゾン
 3. お医者様
 MC 通りがかりの人に向け「ジムノペディです」と連呼。
 4. やっと、ひとくち
 5. スーパードクター(ポコペディ)
 6. ウタカタ
 MC
 7. 13
 8. ジュ/トゥ/ヴ

 最後に再びK太郎さんが登場、メンバー紹介を促します。「初めてかもしれない」と 言いながらメンバー紹介するナオミさん。
 夕暮れ迫るひととき、「夜感リサイタル」「お医者様」など浮遊感のあるまったり した曲が似合っていたと思います。ナオミさんの声は若干喉をしめた感じで、 コンパクトな唄い方でした。オープンスペースということで電車や車の音なども 結構入ってくるのですが、音楽が風に乗っていく感じのある気持ちよいライブでした。 ちょっとした野外の夏フェスみたいな雰囲気で演奏していたのかもしれません。 2004年10月の名古屋久屋大通公園での公開録音を思い出します。 いきなりの「夜感リサイタル」、まったりした「お医者様」、最後が「ジュ/トゥ/ヴ」 というのは、オープンスペースを意識した一般向けの選曲というわけではなさそうで、 季節とか時間帯から選んだような気がします。
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copyright かみと,2006