ジムノペディのライブを表参道FABで見てきました。アルバム発売、ワンマンライブ に向け、これまでのアルバムを順にピックアップしてきたシリーズは、1stアルバム からの“花吹雪”シリーズになります。ジムノペディのお客さんは「ウタカタ」や 「ヒメゴト花火」あたりから聴き始めている人が多いと思われ、私の知る限り 現メンバーになってから唄っていない曲もあったりして、4年前のアルバムをまるで セルフカバーするようなライブになることが期待されました。
 私が会場に着いたときはYomaniCaというKey,Vo(女),Vo(女),Gtのバンドの演奏中。 全くタイプの違うツインボーカルが売りのようです。音楽はクラブ系サウンドでした。 その次はBahashishi。どうもボーカルの癖が強すぎて、私にはしっくりきません。

○ジムノペディ
 1. 銀河鉄道
 2. ジェリー
 MC 「最後までゆーっくり楽しんでいってください」
 3. お医者様
 4. 竜宮城
 5. トレモロ
 MC 告知。4thアルバムのタイトルはリーダーに言ってもらっていましたが、
    ナオミさんがタイトルを度忘れしたような雰囲気でした。
 6. 13

 何といっても「竜宮城」です。少なくとも私は2003年1月9日の高田馬場CLUB PHASE 以来、ライブでは聴いていなかった曲。ナオミさんも「何年ぶりだろう、って曲も ある」と言っていましたので、その後行われた名古屋、大阪、神戸のツアーあたりが 「竜宮城」をライブで演奏した最後だったのではないかと思います。まさに セルフカバー。他の曲は最近のライブでも演奏されているので、ほとんど違和感は ありません。多少危なげな感じはありましたが、今のジムノペディとしてのスタイルで まとめられていたと思います。1stアルバムからということもあり、懐かしい反面、 ある意味新鮮で、“ジムノペディの歴史”というと大げさですが、ルーツとして 確固たるスタイルやこだわりが感じられました。
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copyright かみと,2006