吉祥寺Star Pine's Cafeでジムノペディのワンマンライブ“3つかぞえて星を待つ夜” が行われました。今回もチケットはSOLD OUT、2階の一部を除きスタンディングです。 開場後30分ほどしたところで、前回のようにオープニングアクト登場。

○キャッツマーブル
 1. キャッツマーブル
  メンバーはナオミさん(Vo)、笹沢早織さん(Key)。ジムノペディのネットラジオ
  “酔いどRadio”の猫キャラがそのままでてきたような二人。“ジムノの森”から
  やってきたとか、決めのポーズがあったりとか、ある意味コスプレ。

 本編は19:05頃スタート。

 MC 一呼吸置き、アルバムのタイトルをつないだようなセリフでスタート。
 1. ままごと初夜
    立ち上がりは多少音のバランスが悪かったのですが、すぐに修正されます。
 2. ジェリー
    ベースのフレーズが印象的。
 MC 「今晩はジムノペディです。「3つかぞえて星を待つ夜」へようこそ。どうぞ
    ゆっくり最後まで楽しんでいってください。」
 3. 夜感リサイタル
 4. 傘もささずに
    絡み付くような演奏です。
 5. 夢ならクリムゾン
    イントロを引っ張ります。
 6. ウタカタ
 MC 「無音の時間です。」ニューアルバム、3週連続ライブ+学園祭について。
    がんばった自分たちへのご褒美は“ワンピース2のドンジャラ”。
 7. 森に咲く赤
    新曲。1stアルバムの世界に近い、滑らかな曲。
 8. 銀河鉄道
    イントロのピアノソロが次の展開を予想させません。
 9. 恋は喜劇
    こちらはギターソロから入ります。
10. サリエリ
    曲間はかつてのような曲の世界のセリフでつないでいきます。
11. テヌート
    曲前のセリフで涙ぐむナオミさん。
 MC 「ごめんよ、ベソかいちまったぜ。」
    ニンテンドーDSを探し回ってやっと手に入れた。どうしても“どうぶつの森”が
    やりたかった…ここで5分くらいゲームの話…コミュニケーションが下手なので
    “どうぶつの森”で人付き合いが変わるかもしれない。
    入場時に配られた手紙について。“可愛いお客様へ”という宛名の葉書で、
    メンバーが1枚1枚手書きしたもの。それぞれ内容が違う。
12. スーパードクター(ポコペディ)
13. 手紙
    テンポが何度か変わります。
14. エトピリカ
 MC 「そろそろお別れの時間が迫ってまいりました。すごく大事な一日になったような
    気がしてきます。ベソかいたことはお母さんには内緒にしてください。」
15. スタッカート
16. トレモロ
    だめ押しの1曲。

アンコールになります。

E1. エリー・リー・ブルース
    ニューアルバムから。前半は7thコード中心でブルースっぽいと言えなくも
    ありませんが、サビは素直なポップス路線。もっと崩してもよいかも。
 MC グッズ、告知。
E2. 13
E3. シャムレイ
    これもまただめ押し的な1曲。「13」が最後でも良かったかも。

 終演は21:17頃。会場がざわついている中、ステージに再びキャッツマーブルの 二人が…。オープニングアクトの反対はクロージングアクト(?)。

○キャッツマーブル
 1. キャッツマーブル

 内容としてはかなり充実したものでした。メンバーそれぞれの音が絶妙に絡み あっていて、どこを切り取ってもジムノペディ色が鮮やかに出ていたと思います。 部分的に見ると個々の音の自己主張が強すぎるように感じられるところもありますが、 全体を通した中でのスポットの当たる時間であって、それがまんべんなくちりばめ られていた気がします。「テヌート」のあたりで一つのピークがあり、このあたり までですっかり満足でき、以降は満足度を積み上げていくような「これでもか」と いうくらい繰り広げられるジムノワールド。クレッシェンドのしかたひとつとっても 見事でした。新曲については今後もっとなじんでくると思いますが、多種多様な 世界を描いているジムノペディでありながら、ジムノペディらしさが出ている曲 でした。
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copyright かみと,2006