小林未郁さんのライブを高田馬場天窓.comfortで見てきました。

○フミカリー
  PfVo、KeyVoの女性二人。
 1. 333
 2. 或る日のうた
 3. 追憶
 4. 君に寄す
 5. フォークジャンボリー
 6. この葉
 7. 勿忘草
  二人とも自信なさそうに唄っています。声の線が細いこともあって、そのように
  感じるのかもしれません。楽曲はサラサラと流れるようななめらかなメロディー
  ですが、むしろ引っ掛かりが無い方が気になります。全体的に地味な印象が残る
  ライブだったと思います。

○むさしのこまち
  Pf,Voの女性二人。
 1. 昨日の恋人
 2. 愛の幻恋のブルース
 3. 雨の降る街
 4. 春の予感
 5. 優しい夕べ
 6. 果実
 7. 明日
  ジャズっぽいところやブルースっぽいところなどがありますが、それほど本格的に
  深みのある路線ではなく、基本はポップスになるかと思います。もっとロック寄りの
  先入観があったので、ポップできれいな声だったのは嬉しい誤算といったところ。
  後半の「果実」「明日」といったあたりが印象的でした。

○詩-uta-
  PfVoの女性。
 1. 東京タワー
 2. 灯火と二つの影
 3. 「バイバイ」
 4. クローバー
 5. it covers.
 6. 迷いの路
  やや太めの声でインパクトがあり、メロディーはわかりやすくきれいなものが多く、
  印象は良かったです。山崎ハコさんを思わせる声質。最後の「迷いの路」は
  シンプルなバラードですが、力強さが活きている曲でした。

○小林未郁
 1. 歯車
 2. 毒
 3. まどろみ
 4. くびわ
 5. 鐘突き男の恋
 6. カラクリ遊園地
 7. 記憶ノ海
  低音域から高音域までまんべんなく良く声が出ています。若干テンポが速すぎる
  気がしないでもありませんが、じっくりと唄いこんでいる感じがありました。
  声の響きがきれいで、特に低音域が効いていたと思います。唄のメリハリも
  効いていて、曲のイメージや詞のイメージがきれいに映像として浮かんでくる
  感じでした。


SAIL Music Laboratoryへ戻る
copyright かみと,2007