米倉千尋さんのツアー初日が名古屋Electric Lady Landで行われました。 チケットを買ったときには気付かなかったのですが…金曜日でした。これまでは春先に 行われていたツアーですが、今年は6月末から7月初めに名古屋、大阪、東京と行われ ます。梅雨時期にもかかわらず連日の晴天の中、この日だけは小雨。平日ですが きっちりお客さんは入っていました。ぎゅうぎゅうということはありませんが。 18:39頃開演。サポートはGt,Bs,Dr,Key,Gt。

 1. 青空とキミへ
    導入部分はほぼア・カペラ。特に力むことなく自然に唄えています。
 2. トムソーヤの冒険
    ややテンポを落としていました。ソロとなる部分など、若干音程がふらついて
    います。
 MC イントロと重ねて挨拶。「キラキラした気持ちで行きたいので最後までよろしく」
 3. 犬と赤いフリスビー
    直前のMCの言葉が歌詞につながります。
 4. ボクはShine!!
    エレキギターを弾きながら唄います。
 5. 空はひとーつ!!
    こちらはエレアコを弾きながら。唄い終わるとぎこちなくピックを客席に投げ入れ
    ます。
 MC 「今日も雨でしたな。」ここで報告。「年齢も隠さず正直に生きてきましたが、
    このたび結婚いたしました。」スタッフと協議した結果報告しようということに
    なったそうで、結婚報道に千尋さん自身が驚いたとか。Livedoorのページに
    “ガンダム歌手結婚”と出て、Yahoo!のニュースにもなり、スポーツ紙にも写真
    入りで掲載されたとか。ちなみにスポーツ紙は「買い占めました」とのこと。
    この報告で初めて千尋さん結婚を知った人も結構いたようです。
 6. ライオンの翼
 7. 恋の時間
 8. tsubomi
    この曲の唄いだし「突然」「ふいに」が日本語としていつも気になります。
    「不意」には「突然」の意味もあると思うので。
 9. Dear my friend
 MC "Kaleidoscope"について。「いろいろあったけど、(思い出の)一つ一つの欠片が
    集まって米倉千尋になっていると思います。」「これからも一緒に夢を見続けて
    いたい。次は歌に対する誓いを唄った曲を。」
10. 栞
    この曲の唄いだしを聴くと、しらいしりょうこさんの「水玉のワンピース」を
    思い出します。
11. いつの日か
    理由はよくわからないのですが、涙ぐんでいました。歌詞落ちもあったりして。
 MC メンバー紹介。岡野大介さん(Dr)、斉藤昌人さん(Bs)、高山和芽さん(Key)、
    小板良助さん(Gt)、五十嵐勝人さん(Gt)。「後半戦いってみるけど、いいか?」
12. Sailing
13. Happy Happy Birthday
    最近流行のDJ OZMAとかmihimaru GTの路線を千尋さんが唄ったら、というような
    タイプの曲。
 MC 曲の途中でチャイムが…。また今年もやるようです。“Kaleidoscope音楽学院”
    ダンス講座。客席を3つに分けてダンスの振り付けをします。振り自体は同じ
    ですが、スタートのタイミングが異なるものです。ドリフ風とかモーニング娘。風
    の振り付けでした。
14. It's a beautiful day
15. Return to myself
16. Little Soldier
 MC 「あっという間だったですけど、いかがでしたでしょうか。」「理解しあう気持ち
    があれば優しい人間関係が生まれる。お互いに成長し合えればと思います。」
17. Kaleido Earth
    「ドルフィン・ソング」の系統の曲。

本編終了。20:28頃でした。アンコールとなり20:32頃まずは千尋さんと高山和芽さんが
登場。

E1. True Name
 MC メンバーを呼び込みます。恒例のグッズ紹介。Tシャツ3色、携帯ストラップ、
    パンフレット、タオル、缶バッジ。
E2. Sunshine Day
E3. 嵐の中で輝いて
 MC 「明日大阪に来るんだ」
E4. 10 YEARS AFTER

メンバーが前に出てそろって挨拶。最後に残った千尋さんは投げキッスでステージを
下ります。

 終了は20:57頃。
 基本的にバックトラックを使っていますが、動きが多いこともあってかモニタは イヤホンだったようです。全体としては落ち着いて安定した内容でした。きっちりと 唄おうという意識の方が強いとか、初日なので様子見ということなのか、それとも 結婚して気持ち的に楽になったのか、落ち着いている理由はいろいろあるかも しれません。平均的に唄っている印象だったこともあり、ところどころリズムが ずれたり音程がふらついたりするところが妙に目立ってしまう印象でした。 バックトラック使用の弊害ともいえるかもしれませんが、曲間が空いてしまって 妙に間延びした展開になっていたところが気がかりです。たとえば照明で工夫する とか、サポートの誰かが音を出してつなぐとか、もう少しつながりを良くしたい ところ。
 今回は結婚発表後初のライブということで、どういうように話すのか興味あったの ですが、お相手は裏方のスタッフ(一般人)ということで詳しい話はありませんでした。 何はともあれご結婚おめでとうございます。生活が安定して音楽活動がしやすくなる のであれば良いことだと思いますし、精神が安定して創作意欲に結びつかなくなると 思えばよいこととは思えません(恋愛の曲は多くないと思うので、歌に現実味が無く なるということはなさそう)。結婚は一般的に喜ばしいことのようであり、千尋さんに とっては意味のあることだと思うので、今後何らかの影響がでて音楽性も変わって くるかもしれません。
#私は結婚の必要性を理解できないので(唯一理解できるのは子供の社会的人権を
#円滑に得ること)、個人的には結婚が必ずしも良いこととは思っていません。
#また、アーティストが既婚であっても関係ありませんが、産休や育児休暇などに
#よって音楽活動を停止されると、活動を再開されても技術レベルが元に戻らない人が
#ほとんどなので、悩ましいところです。
 グッズを買いに行く時間が無かったので、グッズに関する詳しいことは不明です。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
copyright かみと,2007