○[ｍａ]
 1. “もし願いがひとつかなうなら…”
 2. Peach Music Syndrome
 3. リセットボタン
 4. “はじいた言葉と…”
 5. アスター
 6. ハナカゼ
  全体的に落ち着いた内容でした。アップテンポの曲も特に変わることなく平常心、
  という印象です。良かったと思うのは「リセットボタン」。穏やかな中に強さが
  感じられます。知らない曲も増えてきたのですが、どれも気取っている感じがして
  訴えかけてくるところが少ない気がしています。近頃は自分たちの昔のライブ映像を
  見ているとのこと。「以前はライブでしゃべらないようにしていたけれど、最近
  ずっとしゃべっている」「しゃべることを許してくれるお客さんだけが残っている」
  という話をしていましたが、楽曲の質が変わったことも含め、結構我慢して聴いて
  いたりする私。ayaさんは[ｍａ]の結成当時から3度くらいキーが下がっているそう
  です。今度のワンマンライブではヒストリー的な意味合いがあり、新旧含めて
  リクエストを受け付けるとのことですが、最近唄っていない昔の曲＝そのままの
  キーでは唄えない曲、ということのようです。

○やうこ
  Vn(女),Gtのサポート。
 1. Just Your Way
 2. カナリア
 3. 仔犬とおじさん
 4. 再見
 5. すいふよう
 6. Ballad〜愛屋及鳥〜
  キーはやや低めで全体的に音程が不安定でした。童謡のようであったり、怪しげな
  雰囲気の曲であったり、なかなかカラーがつかみにくい気がします。

○しらいしりょうこ
 1. だからキスをして
 2. Walking
 3. 水玉のワンピース
 4. Probably
 5. ライラックの花
  前日のゲスト出演したときの唄よりは安定していました。「水玉のワンピース」は
  かなり危なかったですが。2008年になってからアレンジを変えている「Probably」
  など、新しいアレンジにずいぶんなじんで演奏しているようでした。

○Yeux.
  ジュー。Vo(女)で、サポートにCho,Key(女),Perc,Gt。
 1. 雪月花
 2. 翳る空
 3. HERO
 4. BLAH
 6. LIB
  ややハスキーで声は太め、ところどころ唸るような唄い方をしていました。
  楽曲的にはニューミュージック系。ミディアムテンポのバラードが中心でした。
  そのような楽曲で全体的にうまくまとまっていた気がします。
  大阪のアーティストとのことです。Choの男性も一緒に大阪から来たらしく、
  二人でのやり取りは漫才とまではいかないものの、いかにも関西系のノリでした。
  「4月23日にアルバムを発売、その当日28日(!)にレコ発ライブ…(日程が違うことを
  指摘され)…じゃ、中を取って25日に。」とか「無料のデモCDがあるので、わんさか
  もって行ってください…(一人1枚でと指摘され)…では一人1枚ということで、皆さん
  たくさん持っていってください。」とか。

かみと,2008