White_Classical_Bandと月路奏さんのライブが吉祥寺Star Pine's Cafeで行なわれ ました。White_Classical_BandのYUKINOさんと奏さんは宝塚の86期。

 1. 見上げてごらん夜の星を(坂本九)
    YUKINOさんと奏さんの二人でア・カペラで唄います。
 2. The ROSE(Bette Midler)
    おなじくア・カペラです。

 MC ここでYUKINOさんは一度下がります。サポートはGtとWhite_Classical_Bandの
    サポートメンバーPerc,Gtでした。
 3. 世界から君が消えた後に
 4. ばら色の人生(エディット・ピアフ)
 MC ここでWhite_Classical_Bandのサポートメンバーは下がり、Gtのみのサポートに
    なります。
 5. 飛び方を忘れた小さな鳥(MISIA)
 6. メロディー(玉置浩二)

 MC ここでWhite_Classical_Bandのメンバーを呼び込み、奏さんが下がります。
    サポートはBs,Dr,Gt。
 7. “わかったよ僕らの歌さ…”
 8. 好きな人ができました
 9. いつかまた
 MC YUKINOさんが3月に誕生日を迎えた。
10. ショートメール
 MC
11. ひなた

 MC 月路奏さんを呼び込みます。トイピアノを持って登場。宝塚の話について。
    86期でYUKINOさんは雪組の女役、奏さんは花組男役だったそうです。宝塚での
    失敗談として、奏さんは通行人役で出るタイミングを間違えて早く出てしまい、
    1mくらい出たところでそのまま戻った、とのこと。YUKINOさんはカツラを
    落としたり、ジャンプして衣装の背中部分が裂けてしまったり、間違えて
    トップの大きな白い花束を持ってステージに出てしまったり(トップは他の人と
    同じ紫の小さな花束をもつことに)。同期の人の中には、トップ用の金の如意棒を
    「自分はこれ」と思って選んだらしく、トップや他の人が赤い如意棒を持っている
    隅っこの方に、金の如意棒を持った同期が…ということがあったとのこと。
    宝塚の厳しさとかトップとの関係などがわかります。
12. いないいないばぁ
    YUKINOさんと奏さんで唄います。サポートには奏さんのサポートのGtも加わって
    います。
13. もういいかい
    二人でトイピアノを使ってイントロを弾きます。伴奏はGt2本のみ。
 MC それぞれの曲を唄いあうことにした。
14. happiness(月路奏)
    YUKINOさんが唄います。
15. Eternity(paris match)
    奏さんが唄います。伴奏はSHUHEIさんのPfのみ。
 MC
16. 恋物語(White_Classical_Band)
    引き続き奏さんが唄います。

 MC
17. SPACE
    この曲以降は二人で唄います。
18. 言葉の光

アンコールになります。YUKINOさんと奏さんは、おそろいで色違いの86Tシャツ
(手作り)を着ていました。

E1. 3-san-

 宝塚は噂どおり本当に厳しいらしく、その厳しさを一緒に乗り越えた同期の二人 ということで、息の合ったステージでした。奏さんは男役を思わせるような、比較的 低音の効いた太めの声質です。若干声がふらついてしまう感じはありました。 YUKINOさんとのハーモニーはきれいでバランスもよく、オープニングのア・カペラ など、なるほどこれが宝塚か、と思わせます。ただユニゾンになるとブレが耳について しまいがち。White_Classical_Bandの曲について奏さんが「思いがけないところに 音が飛ぶから難しい」と話していましたが、White_Classical_Band(SHUHEIさん)の曲は 散漫になりがちなメロディーラインでありながら、絶妙なバランスでまとまっていると 私も思っています。White_Classical_Bandのステージは貫禄すら感じさせる内容で、 YUKINOさんの声もバンドの迫力も、曲の展開の美しさもうまく表現できていたと 思います。「好きな人ができました」「SPACE」、奏さんが唄う「恋物語」が 印象的でした。YUKINOさんやSHUHEIさんが奏さんのことを“まいちゃん”(本名)と 呼んでいて、一瞬誰のこと?と思ってしまいました。
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copyright かみと,2008