拝郷メイコさんのワンマンライブ“LINE〜一線を越える2days”の1日目が 南青山マンダラで行われました。5月6日が30歳の誕生日で、20代最後のライブと 30代最初のライブの境目(LINE)ということになります。2日間の通し券チケットと 先行予約が80枚ほど出ていたようで、一般が40枚くらいでしょうか。 チケットはSOLD OUTになっています。
 サポートは桜田泰啓さん(KeyPf)、入倉良さん(Perc)、内田敏夫さん(Gt)です。 18:35頃開演。

 1. 月夜
    多少ばらついて聴こえるアレンジでした。
 2. エソラジ
    アコースティック編成ですが、軽快さがよく出ていました。
 3. やさしいちから
    やわらかく唄っています。
 MC この1ヶ月くらいでバタバタ準備していたので、20代最後の哀愁がない。
 4. サーカス
    軽い曲ということもありますが、浅い感じ。本人の演奏なし。
 5. 変身願望
    こちらも本人の演奏なし。
 6. 虫歯
 MC ここでサポートメンバーが下がります。「ここまでは、子供なのに大人のふりを
    した歌を集めてみました。」オリジナルカクテルについて。ワインベースで金粉
    入りの青いカクテル。
 7. よるのなか
    ささやくような唄い方。
 8. くちぶえ
    やや抑え気味に唄っています。
 MC "LINE"について。20代と30代を分ける線の意味だったけれど、お客さん一人ひとり
    とのつながりや、お客さんどうしのつながりの意味もあると気付いた。
 9. 東京タワー
    ここからKeyのサポートが戻ります。幼さを感じさせる唄い方。
 MC グッズについて。パーカーが欲しかったのでパーカーを作った。ストラップと
    キーホルダーは手作りで、浅草橋に7回買出しに行った。材料が不足したわけでは
    なく、材料の買い忘れ。初めは3種類を考えていたけれど12種類くらいになった。
10. ななしのおさる
    この曲からフルサポートに戻ります。本人の演奏なし。猿の人形を持って軽めに
    唄っています。お客さんにも唄わせていました。
11. グライダー
    それなりのスピード感がありました。
12. 海月
    唄に気合いは感じられますが、高音域はやや危なっかしい。前半でボンゴを
    スティックで叩くようなPercが入っていましたが、ちょっと違和感があります。
13. ゆうぐれ
    しっとりゆったり唄っていました。本人の演奏なし。
14. トマトスープ
    広がりを感じさせます。この日の曲の中では一番良い内容でした。
15. せかい
    ビブラートのかけ方が丁寧です。
16. 家路
    高音域ちょっと危ない。バックのサウンドが安定していて、身をゆだねている
    ように安心して唄っている感じでした。

本編終了は20:30頃。アンコールになります。
 MC 曲終わりなどで静かになったときの充満した空気感が好き。リハーサルのときとは
    違う空気が漂っている。
E1. ソイトゲヨウ
    サポート無し。
 MC 胸を張ってこのラインを越えていきたい。

 全体的に抑え気味に唄っていた気がしました。翌日もライブがあるからかと思って いたのですが、高音域に多少不安感があった気がします。印象的だったのは「家路」 での「私はどこへ向かうんだろう」という歌詞。10代や20代前半には迷ったり した過去の自分と、自分なりのやり方を見つけ、20代の後半は一心不乱に突き進んで きたという自信が感じられました。本人にしてみれば30代といっても何も変わらない と思いますが。
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copyright かみと,2008