拝郷メイコさんのワンマンライブ“HELLO TREE〜Hello, hello tour vol.1 ファイナル〜”が、渋谷クラブクアトロで行われました。前のほうには席が用意 されていたようですが、それを知ったのはライブの後半でした。客の入りとしては まずまずといったところ。
 17:08頃開演。サポートは河瀬英樹さん(Bs)、宮川剛さん(Dr)、櫻田泰啓さん(Key)、 内田敏夫さん(Gt)。

 1. 悲しみcloset
 2. ヒカルヨル
    あまえるような引っ掛ける感じの唄い方をしています。
 MC 「ただいま。おめでとう、ありがとう。ようこそお越しくださいました。
    皆の心の準備は万端ですか。私はもう先に行っているよ。最後まで楽しんで
    いってね。」
 3. エソラジ
    これまでに比べてゆっくりとしたアレンジになっていました。
 4. 君恋唄
 5. 海月
    バンドとしてもうまくまとまっていました。
 MC 「改めまして拝郷メイコです。HELLO TREE〜Hello, hello tour vol.1
    ファイナル〜にようこそおいでくださいました。今日が最終決着日、
    今日コケたら全部コケたと思ってください。最後まで心のままに楽しんで
    行って下さい。」「11月7日でデビュー8周年を迎えました。デビューの年に
    生まれた姪っ子が8歳になり、子供だったらこんなに大きくなっているのかと
    思い、いろいろなことがありました。
 6. ブローチ
 7. ハニーレモン
    本人は演奏せず、活発に動いて唄います。
 MC 「まさかこんな風になるとは。」「アルバムは夏の終わりからクリスマスまでを
    詰め込みました。リアルタイムに駆け抜けてきた気がします。今日まで予定が
    びっしり入っていたけど、明日からは暇。今日旅を終えて、ダラダラしたいと
    思います。」「この前、初雪を観測しました。陶芸で那須にいて…これは
    グッズの宣伝です。」「いつかオールスタンディングでやりたいね、でも皆、
    歳取っていくからなぁ。」
 8. 夏風邪
 MC 「このメンバー、汚れてるね。けがれているんだよ。舞台裏をビデオ撮影して
    いたけれど、下ネタばかりで使えない。このおじさんたちを浄化すべく、
    素敵な王子様を呼び込みたいと思います。」
 9. 東京タワー
    この曲から吉田翔平さん(Vn)がサポートに加わります。
    しっとりとしてよい内容でした。
10. フラッシュバック
11. 吉日
    ややラップ調になっています。乗り切れていません。
12. ソイトゲヨウ
    伸びやかな唄でした。
 MC 「この曲は私にとって一生唄っていく歌。若い頃に作ったけれど、改めて大人に
    なるとこの曲の良さがわかってきました。」ツアーで知ってライブを見に来た人
    をお客さんに尋ねます。それなりに反応があります。「ハローと言ってもらう
    ビデオを上映していたんだけど、ツアー中に撮り忘れて、もっとたくさんの人に
    出会うことができました。自分の中を旅していくのがテーマになっています。
    今回のツアーで自分の居場所がはっきりとわかりました。」
13. Garden
14. モンスター
15. ナナ
    ループするタイプのアレンジ。
16. せかい
 MC 「次で最後の曲です。」
17. グライダー

本編終了は19:05頃。アンコールになります。

 MC 「8年間も私の歌に寄り添っていてくれてありがとう。唄い続けられたことが
    うれしい。今度オールスタンディングやるから。皆と交われる場所を作って
    いきたい。皆もそれぞれの旅を歩んで言ってもらいたいと思います。」
E1. Hello, hello tree
E2. セロファン

この時点で19:23頃。ダブルアンコール。一人で登場し客席の中央付近で
マイク無しで唄います。

E3. Garden

 終演は19:33頃でした。
 今回は、福岡までの旅の終着点ということで、旅や人生そのものをテーマに唄って いました。内容的に良かったのは「海月」「東京タワー」「ソイトゲヨウ」でした。 やはりポップな感じとか元気な感じよりは、しっとりと唄う曲が似合っていると 思います。メイコさんは「ダラダラする」と言っていましたが、新たなスタート 地点に立ったような印象を受けるライブでした。
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copyright かみと,2009