拝郷メイコさんのワンマンライブが表参道FABで行われました。最近のライブでも もちろん告知していますが、あまり大きな意味づけはなされていなかったように 思われ、通常のライブの延長線上にあるようなライブです。サポートは 内田敏夫さん(Gt)、河瀬英樹さん(Bs)、國分建臣さん(Dr)、櫻田泰啓さん(Key)。 開演は18:40頃。

 1. 星より彼方
 2. せかい
 MC 「ようこそワンマンライブ“nanno”へ。準備はいいかい?今日は楽しんで
    いってね。」
 3. エソラジ
 MC 「改めまして、ようこそおいでくださいました、ワンマンライブ“nanno”で
    ございます。」昨年11月以来のバンドワンマンライブ。“nanno”について、
    2007年にnanno(ナノ) recordsという自主レーベルを立ち上げた。数字の単位の
    ナノ(10万分の1と話していましたが、10の-9乗なので10億分の1)で、小さいものの
    代名詞として使っているとのこと(なお、表記がnanoでなくnannoなのは、既に
    nano recordsが使われていたため)。
 4. よるのなか
 5. 夏風邪
 6. ココロノアリカ
    サポートメンバーはここまで。
 7. スタァ(新)
 MC 「「スタァ」は刑事もののストーリー、ホシを追いかける。」
 8. rio(新)
    臆病なライオンの内容。
 MC オリジナルTシャツの販売について。藤縄陽子さん(Vn)を呼び込みます。
 9. 東京タワー
    Vn,Keyのみのサポート。
 MC 他のサポートメンバーを「おかえり」と呼び込みます。
10. ラララカラー
   お客さんを3つに分けて3声のコーラスを唄わせます。
 MC 「(「ラララカラー」が)レコーディングしたかったくらい、誇りに思うよ。」
11. 吉日
    曲中にメンバー紹介。「お客さん」と客もメンバーのように扱い、事前に配られた
    クラッカーでお客さんも応えます。
 MC 前のワンマンライブでバズーカのクラッカーを使ったけれど、思ったよりも
    しょぼかったので、リベンジをした。
12. Garden
 MC nanno recordsは音楽活動において2つめの区切りだった。デビューしたころの
    気持ちと同じだったことに改めて気付いた。来年はデビュー10周年。
13. 月夜
14. トマトスープ
15. ナナ
16. 悲しみcloset
 MC 「(ライブが)終わらなければいいのに。」
17. モンスター
18. 在りし日

アンコール。一人で登場。
E1. 星より彼方

 終演は20:48頃でした。前半はファルセットを少し外していたりしましたが、特に 大きく乱れることもなくすぐに安定していました。「エソラジ」は若干テンポを 落としています。最近のバンドライブでは機械音系の音作りになりがちで、今回も そういう傾向が感じられました。アコースティックな部分ももちろんあり、「夏風邪」 など伸びやかでゆったりした唄い方が良かったと思います。新曲もありましたが、 「スター」は歌詞の世界が浅いような。「モンスター」は張りすぎではないか、と 思うくらいの声の出し方でした。そのパワーの落としどころが「在りし日」で 落ち着く、という構成でした。アンコールはあっさり終了。普段のライブのバンド版、 長時間版のような印象のライブでした。そういう意味では自然体の内容だったと 言えます。
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copyright かみと,2010