米倉千尋さんのワンマンライブが渋谷O-EASTで行われました。デビュー15周年と ベストアルバム『Voyager』発売を記念した“15th Anniversary Special Live Voyager”です。事務所を移籍してから初めてのワンマンライブですが、変わらず お客さんはたくさん入っています。開演は17:39頃。まずはサポートメンバーが 入ってきます。Gt,Bs,Dr,Key,Gtと、いつもと同じ構成です。

 1. Little Soldier
    ア・カペラで唄い始めます。立ち上がり安定していました。
 2. 約束の場所へ
    中盤少しピッチが危ないところがありますが、問題にはならない程度です。
 MC 「みんな今晩は、米倉千尋です。“15th Anniversary Special Live Voyager”へ
    ようこそ」ベストアルバム『Voyager』を中心に、それ以外の曲も。
    「歌魂をしっかりキャッチしてもらいたいと思います。」
 3. Heaven's Door
    プロジェクタで映像が映されています。声が裏返るところもありました。
 4. Butterfly Kiss
 5. ALIVE
 6. HEAT
 MC 「15年前からファンだった方?」反応する人が結構いますが真偽の程は定かでは
    ありません。「ベストアルバムは2枚組にしようと思っていました。1枚目は
    ファンのリクエスト、2枚目は前のベストアルバム『Little Voice』の曲を
    省いて選びました。」新録2曲のうち1曲はオリジナルで、その詩を書いている
    ときに父親が亡くなった。永遠について唄っている曲で、父親の姿を見ることは
    できなくなったけれど、心の中では感じられる。「大切な人を思い浮かべながら
    聴いてもらいたいと思います。」
 7. Eternity
    プロジェクタでは川辺の映像が映し出されます。ファルセットは若干不安定。
 MC ベストアルバムの曲を選んでいたら、バラード集のようになりそうだった。
    どれも思い入れがあって、いずれそれ(バラード)だけのCDをリリースしたい。
    今日もバラードライブになりそうだったので、メドレーにした。
 8. cheers!
  〜−祈り−
  〜陽だまりをつれて
  〜My song for you
 9. FRIENDS

ここでサポートメンバーも千尋さんもいったん下がります。
リリースした曲をリミックスした音楽と映像が流れます。
そして奥井雅美さんとともに登場。r.o.r/sの黒い衣装に変わっています。

10. Candy Life(r.o.r/s)
    奥井雅美さんと千尋さんの1年限定のユニットr.o.r/sとして唄います。
 MC r.o.r/sは2003年。2006年のアニサマでやって以来。r.o.r/sを結成するまでは
    同じレコード会社だったけれどあまり話さなかった。あまり会うこともなかった。
    奥井雅美さんはここまで。続いてゲストとして影山ヒロノブさんを呼び込みます。
    2年前に事務所を移籍する際、影山さんに相談した。移籍の理由は「思い切り
    唄いたい」ということだった。
11. Shooting Star
    熊本でデュエットして以来の披露とのこと。
 MC 影山さんはここまで。「まだ続きます」と石川智晶さんを呼び込みます。
    アニサマで一緒にガンダムメドレーを唄ったけれど、それとは別のメドレーを。
12. Prototype(石川智晶)
  〜ガンダムに愛を込めて
    元See-Sawの石川さんを見るのはソマリ以来かも。あの声は健在です。

石川さんはここまで。千尋さんも下がります。
サポートメンバーによるインスト。曲の途中、ソロのあとに映像でメンバー紹介が
なされます。小板良輔さん(Gt)、古谷圭介さん(Bs)、岡野大介さん(Dr)、
高山和芽さん(Key)、五十嵐勝人さん(Gt)。

TOPGUN(川添智久さん、鵜島仁文さん)とともに登場。白い衣装に変わっています。

13. Naked Soul(TOPGUN×米倉千尋)
    PV映像が一緒に流れます。
 MC 暑苦しいくらいの曲に詩を書いた。アニソン紅白で披露して、この日が2回目。
    TOPGUNの二人を送り出し、「知らない人がいるかもしれないけど、川添さんが
    Vガンダム、鵜島さんがGガンダム」
    「衣装替えは初めて」
    新録のもう1曲は今までにないハイスピード。Elements Gardenに作ってもらった。
14. Miracle Voyager
    映像あり。最後少し外れ気味。
15. Just Fly Away
16. 遠くへ
    力いっぱいうたっています。
17. WILL
    言葉の繋ぎ方など、ちょっと雑な感じも受けます。
18. 永遠の扉
    ぶつけるような唄い方。キーとなるハイトーンはしっかり出ていました。
 MC 「どうだったでしょうか」「次の曲でラストになります」「15年間の歌人生、
    この曲から始まったんですよね。私の道標みたいな、灯台のような曲だと
    感じています。嵐の中で輝くのが自分なのかなと思って。」居心地良かった
    事務所を出たのも、そもそも赤面症や対人恐怖症も嵐。嵐の中で自分の姿勢や
    考え方を見つけるのが自分らしいのかなと。「嵐の中で輝いて」が自分の
    テーマソング。「巡り会い、出会いを大切に嵐の中で輝きながら唄っていきたいと
    思います。」
19. 嵐の中で輝いて
    映像有り。最後はお客さんと15回のジャンプ。

本編終了は20:00頃。
アンコール。

 MC 「アンコールありがとうございます。」ギターを持ちます。小型のオベーション
    なのでコベーションと呼んでいる。『Voyager』のジャケットにも載っている。
E1. Start on a journey
 MC グッズ紹介。タオル、Tシャツ、ジャージ。告知。
    「今を生きる、今を輝くことが大事と思って詩を書いた。」12月にシングルを
    発売した。3年ぶり。
E2. Seize the Days
    爽やかな印象の楽曲です。
E3. 僕のスピードで
 MC 「次の曲でラストです。15周年ですよ。中学校3年ですよ。」
    10周年のとき次の目標は15周年と言った記憶がある。15周年は思い、この5年
    すごく大きい5年だった。さらに成長させてくれた5年だった。「応援してくれる
    みんなに感謝の気持ちでいっぱい。10 years afterを越え、まだ通過点ですので
    20 years afterにはまたなつみ(渡辺なつみ)さんに作ってもらおうかな。」
E4. 10 years after

アンコール終了。ゲストが花束を持って登場。さらに美郷あきさん、喜多修平さんも
登場して花を渡します。ゲストがそれぞれ千尋さんに対して祝辞を述べます。
ここまでで20:41。さらにアンコール。

 MC 一人じゃ生きていけないと思う。支えていてくれる人がいて前に進める原動力に
    なっていると思う。改めてメンバー紹介。
E5. いつの日か
    さすがに声が枯れてきました。最高音は出ていませんでした。

 終演は20:58頃でした。
 今回は全体的に落ち着いて安定したライブだったと思います。立ち上がりも しっかりしていて、ペース配分も良かったと思います。細かい点では、ピッチがあまい ところがあったり、唄い方が粗くなってしまうところもありましたが。良かったと 思うのは「遠くへ」「10 years after」など。今回はアッパーな曲がメインで バラードはメドレーとなっていましたが、逆のパターンのライブも期待したいところ。 それにしても15年経ったなんてあっという間です。
 今回は15年の集大成であり、事務所移籍に伴う新しい出発であり、新事務所の祝福 という位置づけになっていたと思います。仲間たちに囲まれて幸せそうな千尋さん でした。
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copyright かみと,2011