小林未郁さんの出演するライブを心斎橋club☆jungleで見てきました。 unclose企画の“新月の叫びとささやき”という、映像、朗読、マジックなどを 織り込みながらのイベントでした。

○葉山久瑠実
 KeyVo。
 1. 魔法の時間
 2. “人はなぜ嘘をつく…”
 3. 彼と彼女
 4. “左耳ちょっと上…”
 5. “隣のゆかちゃんは…”
 6. 二人
  キーは中くらい、ややハスキーで線は細め。鬼束ちひろさんのような唄い方の
  2曲目や、柴草玲さんを思わせる雰囲気の6曲目などが印象的でした。全体的に
  マイナー調のイメージがあります。

○michiko.
  KeyVo。Drのサポート。広島在住とのこと。
 1. ヘドロ
 2. あなたの世界
 3. “曇り空灰色…”
 4. “あなたの傷をやさしく触ってあげる…”
 5. 死の場所(?)
 6. ヘドロ
  意識的なのかもしれませんが、微妙にピッチがずれているのが気になります。
  リズムは明らかに崩していて、いわゆる前衛的な雰囲気を狙っているようです。
  タスマニアに行ったとき、マイナスイオンが木から伝わってきたとか水が
  体に浸み込むが分かったとか、なんだかスピリチュアルな方向のようです。

○小林未郁
 1. 潜水艦
 2. 飼育小屋
 3. 剥製と散歩
 4. 毒
 5. つまみぐい
 6. 糸蘭〜タガイニワスレナイ〜
 7. 透明な青
  約1ヶ月のヨーロッパツアーから帰ってきた直後の関西ライブです。全体的に
  落ち着いた内容で、声の出し方も無理のない安定感のあるものでした。
  よく走りがちになる「毒」も比較的ゆっくりとしていて、イベントの雰囲気にも
  合っていたと思います。「飼育小屋」で客席の後ろのほうからノイズが聞こえて
  きたのは残念。

○unclose
  Vo(女),Keyのユニット。サポートでBs,Dr。
 1. “その窓の向こうに…”
 2. オレンジ
 3. 青い部屋
 4. SWEET MEMORIES(松田聖子)
 5. “変わんない…”
 6. On Off
  まったりしたジャズ系の曲が中心、2曲目はボサノバでした。唄い方は若干癖が
  あって、Charaさんを思わせるところがあります。声の感じはNOKKOさんなどに
  近い印象です。

最後に全員でセッション。
E1. WINTER SONG(DREAMS COME TRUE)
  個々の個性が強いためにハーモニーは今一つでしたが、それぞれの持ち味は
  出ていたように思います。


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copyright かみと,2012