BIBAの出演するライブを大阪阿倍野ROCK TOWNで見てきました。chifumiさんと ROCK TOWNの共同企画イベントとのこと。

〇heco
  ヘコさん。KeyVoの女性。キーは中くらいで声は太め、声量があります。
  マイナー調の曲が中心でやさぐれ感を出した唄い方でした。お客さんが少なかった
  こともあるのか本人のスタイルなのか、自虐的な雰囲気が強めに感じられました。
  その分だけ演奏も流れ気味に聴こえてしまいます。

〇HARUHI
  高校1年の女性ボーカリスト。大阪弁天町ORC200の歌姫イベントとかに出ている
  キッズ系の人で、R&Bなど洋楽路線です。音感もリズム感も良いのですが、
  フェイクがいかにも教科書通りというのがキッズ系の特徴なのかもしれません。
  途中で同じく高校1年の橋本梨々果さんがゲスト参加。橋本梨々果さんはHARUHIさん
  よりアイドル路線ですが、唄はしっかりしています。MCでは天然キャラが出て
  いました。

〇BIBA
 1. Favorite Shirts-Boy Meats Girl-(Haircut 100)
 2. Super Girl
 3. 君に届け
 4. 過去少年
 5. Love of Foul
 6. One Night One Time
  スピード感のある曲とミドルテンポの曲の緩急があるのですが、ミドルテンポの
  曲は少し間延びしてしまう感じ。アップテンポな曲は軽めにしてミドルテンポの
  曲は音を厚めにスケール感を出すようにすると良いのではないかと思います。
  Gt,Dr,Bsの安定感に対し、Trp,KeyVo,Saxはクオリティを上げたうえでの自由さ
  というかアドリブ要素ももっと出していってもよさそう(Gt,Dr,Bsのソロでの
  自由さはもちろん必要)。
  ちょっと余談。曲中でKeyVoのHITOMIさんがメンバーを紹介していきますが、
  HITOMIさん自身を紹介していないという…。
  これまでの赤黒の衣装から変わり、白黒の新衣装での初ライブ。そして3日連続
  ライブの初日でもあります。

〇chifumi
  Key(女)のサポート。全体的にピッチがあまいところやべたっとした唄い方が
  改善されていくとよいのですが。歌詞の世界観である少女らしさが同性に
  共感されると、しっとり聴かせる感じの唄い方が活きてくると思うので、
  彼女らしいオリジナリティとか説得力のある言葉とかが出てくると方向性が
  見えてくるのかもしれません。


SAIL Music Laboratoryへ戻る
copyright かみと,2016