平野里沙さんのワンマンライブが大阪西天満Soap opera classicsで 行われました。グランドピアノがある会場ということで、この日は全曲 弾き語りでオケを使用しない形態となります。 昼のライブで客数は100弱といったところ。12:06開演。

 1. 空を見上げて
 2. POWER OF LOVE
 3. ビター
 MC 「夜はどこに行かれるのか知りませんが、この後のことは考えずに思い切り
    楽しんでください。」
    「『空を見上げて』を知っている人?(数人の手が挙がります) 8年ぶりくらいに
    唄いました。」
 4. 1000年の恋
 5. ミライヲカエルカギ
 MC 「最近曲をたくさん書いています。豊作です。」
 6. 距離が縮まっていく音
 7. ショートカット
 MC 「楽しんでいますか? 盛り上がり方がスイッチ入れたみたい。」
 8. ミエナイイト
 9. 月の光
10. モンスター
 MC 「フリーになって一人でどこまでできるか。」
    「お客さんの意見は人それぞれ。弾き語りが好きな人もオケが好きな人もいる。
    自分の歌に自信をもってどんな形態でも満足してもらえるようになりたい。」
11. ティンカティンクティンクルティンクル
12. wake up
13. HAPPY NOTE
 MC 「声が出なくなった頃に、声が出る音域で作った曲。」
14. 未来の私へ
15. PONY

本編終了は13:43頃。アンコールになります。

E1. トンネルの向こう側
E2. Smiley

 終演は14:05頃。
 「空を見上げて」はもう唄わないのかと思っていました。持ち歌がわずかだった 2009年頃、この曲はメロディーもアレンジもよくできていて本人の雰囲気や方向性が 見えているものでした。事務所に所属してからめっきり唄わなくなったので、 メジャーとかタイアップとかのタイミングを見てリリースでもするのかと期待して いたものでした。年齢を重ねて唄えなくなる曲も出てくるとは思いますが、 今でもキラキラと音が弾んでいました。
 さらにこの日のライブで特筆すべき曲は「トンネルの向こう側」です。 声も良く出ていて、新しい世界を見据えていることが伝わってくるかのような 唄でした。
 一方で、改善が見られない技術的な課題も残ったままであるのは事実。 今のお客さんはその辺りが気にならない人たちのようなので、本人が意識しない 限り壁を越える日は遠いのかもしれません。
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copyright かみと,2018