岩佐亜由美さんの出演するライブを名古屋TIGHT ROPEで見てきました。 14組出演する長丁場のイベントで、中盤ちょっと手前に入場。佐川真由さんが 唄っているところでした。大阪で何度か見ています。次は武村麻実さん。 バンドを引き連れてのライブでした。芯のしっかりした唄で、かつてのAOR的な かっこよさがあります。マミヨさんを思い出す声です。続いてTinoさん。 GtVoですが、オケ率のほうが高そう。岐阜美濃加茂出身で来春から上京する らしいです。続いて岩佐亜由美さん。

 1. I wish
 2. ララリル
 3. シンパシー
 4. 聞こえるかい
 5. +

 声のやわらかさにキラキラしたギターの音色が美しく絡み合います。数日前に ボウリングで親指の爪をはがしてしまったとのことでしたが、フィンガーピッキングも 無事にこなしていました。サムピックは使っていないんですね。北海道胆振東部地震の 停電中に作ったという「シンパシー」では、誰かのために唄って喜ばせたいと 思うようになったと話していました。今年一番たくさん唄ったという「聞こえるかい」 も「+」も亜由美さんらしい楽曲です。彼女にとっては大学卒業と就職、震災など 傍から見ても激動の年だったのではないかと思います。

 岩佐亜由美さんの出演直後、転換のBGMが拝郷メイコさんの「rio」でした。 なぜ岩佐亜由美さんの声に惹かれるのだろう、と考えたとき、低音域の唄い方に 拝郷メイコさんを感じさせるところがあるからかもしれないと思っていただけに、 一人でうれしくなっていました。
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