岩佐亜由美さんのワンマンライブに絡めて 事前に回れそうなイベントを調べていたので、まずはHMV札幌ステラプレイスに 行ってみようと思っていたのですが、玉光堂パセオ店へ行くとLOVERSSOULの CHIHIROさんのイベントがあるとのこと。登場直後のファンからのデビュー14周年の サプライズ(音の出ないクラッカーでのお祝い)を見て、HMV札幌ステラプレイスで同じ 時間帯に行われている日本セーラー女子団というアイドルのイベントをチラ見。 日本セーラー女子団のうちの2人が出演していました。最近主流のダンス系アイドル ではなく、純朴そうなおとなしい感じのステージでした。
 再び玉光堂パセオ店のLOVERSSOULさんのフォトブック発売記念トークイベントに 戻ります。質問コーナーになっていて、ファンから14年前のデビュー日のことに ついて尋ねられたりしていました。ちなみにLOVERSSOULのCHIHIROさんは当時 Candyという名前で活動していて、私が初めて見たのは2006年10月8日の代々木公園、 その後は表参道FABのイベントでもよく見ていました。2008年8月5日のFABのライブは ラヴァーズソウルの初ライブで、Candyとラヴァーズソウルのステージがあったの でした。活動拠点が札幌になってからはずっと見ていなかったのですが、 ずっと気になっていたのでラッキーでした。なお、当時は話しかけたりしていない はずなので、顔を憶えられているといったことはありません。
 続いて大通り近くの札幌音楽処のいくもまりさんのイベントへ。そもそも 札幌音楽処自体が気になっていました。いくもまりさんを見るのは2回目ですが、 ほのぼのとした雰囲気があって、まきちゃんぐさんとかマルカートの タテヤマユキさんとかを連想してしまいます。タテヤマユキさんも北海道の出身 ですね。複合施設の7階の一角にある音楽処は、防音のためなのか扉を閉めていて、 周囲の店舗や店内のノイズもなく、しっかりとしたPAのため、ちょっとした ライブハウスには十分匹敵する空間でした。用意されていた席もほとんど 埋まっていました。なじみのない顔があったからか「どこで私のことを 知ったんだろう、と思って」とMCで話していたくらいなので、 根強いファンに支えられている感じがわかります。
 さらに札幌駅方面に少し戻り、地下歩行空間で行われていた食のイベント会場を 確認。ちょうど15時から瀬川あやかさんのリハーサルがあり、ステージ前には 椅子が並べられていて周囲のお客さんもそれほど多くはなかったので、リハーサルを しっかり堪能。本番では椅子が片付けられて、かなりの数の見物人が集まって きました。「食のまち・さっぽろフェスト」というイベントに、看護師や 野菜コーディネーターの資格を持つ瀬川あやかさんのトークとライブです。 さすがに北海道出身だけあって知名度は高く、熱心なファンも多かったようです。
 瀬川あやかさんの最後の曲を抜けて再び札幌音楽処へ。ほしのしほさんという シンガーのイベントをちらっと見てきました。ダイナミックな演奏のピアノサポートで ポップス系歌謡といった路線の音楽でした。いかにも音楽を勉強していそうな 丁寧でしっかりした唄です。なかなか抜け出しにくい会場ですが、2曲ほど 聴いたところで、この日のメインのために移動。
 札幌は北海道内のアーティストがまずは目指す場所なのかと思います。ちょうど 九州のアーティストにとっての博多のような。札幌も博多も音楽的な基礎が しっかりしていてレベルが高いと感じます。それなりの技術がないと続けられない というシビアな環境とも言えるかと思います。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
copyright かみと,2019