岩佐亜由美さんのワンマンライブが札幌Brooklyn Parlorで行われました。 新しいCDの「WITH」発売記念ライブでもあります。 新型コロナウイルスの感染者が北海道で出始めていた状況で、今ならまだ 大丈夫と信じて札幌へ。会場は赤レンガテラスの2階にあるレストランで、 昼の通常営業をしている頃には到着していたのですが、いろいろと歩き回りつつ 開場時間前に戻ると長い列ができていました。さすがにソールドアウトです。 後ろの方の大きなテーブルを確保したものの、こちらも長い列となっていた バイキング形式の食事は断念。18:35頃開演。

 1. スタートライン
 MC 「皆さんこんばんは、岩佐亜由美です。今日はようこそいらっしゃいました。」
 2. My Way
 MC 「改めまして、こんばんは。2年ぶりのCD「WITH」リリースライブです。」
    「感謝の気持ちを伝えたい。「WITH」の言葉通りすべてデュエットで作った
    音源になっています。」「CDの1曲目は働きながら頑張る人への応援ソング。」
 3. 君の街へ
    Percが入ります。
 MC 「(Percが下がり)すぐいなくなっちゃうんです。」「2年前のアルバムから
    変わった自分を感じてもらいたい。」
 4. Imaginings
 MC 「拍手が大きい!」「昨年友人の結婚式で唄った曲を」
 5. はじまりの空
    ミュートを付けたTrpが入ります。
 MC 「派手にしようかと思っていたけれど、丘の上の教会のイメージで。」
 6. 山ほど
    やわらかい唄い方です。
 MC 「一番短い曲、音源ではおもちゃを使いました。」
 7. 魔法が解けたあとも
    Percが入ります。
 MC 「第1部は次の曲まで。このライブで一番盛り上がれる曲。」
    「思ったことを強く言えなくて。」
 8. マイミュージック

第1部終了は19:26頃、再びバイキング形式の食事に群がる人を横目に待ちます。
第2部は19:46頃から。

 1. 聞こえるかい
    ぱれっとの二人がBs,Gtで入ります。
 MC 「カバー曲を。」
 2. My Girl(嵐)
    Bs→Gtになります。
 MC 「(ぱれっとの二人が下がり)二人がいなくなると淋しくなりますが。」
 3. ララリル
    Aくらいの声の響きがきれいです。
 MC CMのコーナー。札幌トヨペット、ちゅうわワンリース、北洋アルカなど。
 4. 「あの道とボール…」
    穏やかですが芯の強さを感じさせる唄い方です。
 MC 「あと2曲。」
 5. シンパシー
    Vnが入ります。楽曲全体のバランスが良く、素晴らしい内容でした。
 MC メンバーが再び入ります。Vn,Perc,Perc,Trp
    「久しぶりのワンマンで均等下。「WITH」のタイトルは妹と考えた。
    “自分ともう一人”という意味で、人のために唄ったアルバム。」
    「高3の時に作った曲を。」
 6. 僕らの心

本編終了、20:30。アンコールになります。

 MC 「普通の自分なのに皆に集まってもらえて、『元気づけられた』と言って
    くれたりしてうれしい。音楽だけの道は選べなかったけれど、やりたいことを
    全部やってきた。皆さんと同じ目線だから、皆さんを救えるのではないか。」
    「「WITH」だから、(共演者は)サポートじゃないんですよね。」
E1. 響
    Vn,Perc,Perc,Trpの構成。

 終演は20:43頃。出口付近はこの日発売のCDの物販と、亜由美さん本人との 談笑や撮影になっていて、またも長蛇の列。なんとかCDを購入して離脱しました。
 岩佐亜由美さんの現在の集大成が表現されている内容だったと思います。 Percでおもちゃを使ったアレンジは、山口ともさんを見たことがあるだけに 少し物足りなさはありました。Trpの参加も珍しい構成ですが、なんといっても Vnとの組み合わせの「シンパシー」が絶妙でした。

 後日談にはなりますが、もしライブがこの一週間後以降に予定されていたら、 新型コロナウイルス影響で中止になっていた可能性のほうが高かったでしょう。 開催できたことは本当に運が良かったのだと思います。
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copyright かみと,2020