緑黄色社会のツアー「リョクシャ化計画2021」の2日目は香川高松レクザムホール です。高松駅から高松城の横を通り数分で会場着。エントランスは2階にあり 若干の列ができていましたが、入場はスムーズに進んでいました。 広島同様50%制限もあって客数は4割ほど。
 ステージに映し出されている「LOADING...」の文字。17:35頃からLOADINGが 進み始めます。広島の時はなかったような。12秒で1%進むペースで、このままだと 17:55頃に100%になってしまうのでは? と思っていましたが、50%でしばらく止まって いました。メンバーを模したキャラクターが注意事項を示していて、よく見たら 「座れないせ席が」と微妙に間違っているところがあったりして。 100%に近づくところの演出も広島では見ていなかったので、高松での初見です。 開演のカウントダウンは気持ちを高揚させます。18:01開演。

 1. 夏を生きる
    広島は1曲目から総立ちでしたが、着席のまま聴いています。
 2. LADYBUG
    ここから総立ちに。赤系の照明に炎の演出で一気にヒートアップします。
 3. 真夜中ドライブ
    晴子さんの声はよく出ています。
 4. 一歩
    ファルセットはやや細め。
 MC 「高松の皆さん、ヤッホー。ようやくお会いできてめちゃくちゃうれしいです。」
 5. 恋って
 6. Bitter
    パステル調のポップな雰囲気です。
 7. Copy
    歌詞が映し出されているのですが、押し寄せる文字とサビのクリシェの
    波状攻撃に圧倒されます。メロディーの滑らかさが際立っていました。
 MC 「高松の皆さん、楽しんでいますか?」
    「みんな、元気だった? バイトの人と話したけれど、専門学校もリモート授業
    になっているそうで、世の中疫病にやられているけれど、今こうして目に見える
    皆にやられています。」
 8. たとえたとえ
    真吾さんと晴子さんがステージ後ろの段の上へ。
 9. 愛のかたち
    晴子さんが段の上でステージ後ろのスタッフから風船を受け取ります。
    皆がそれぞれ違っていてもよいという曲ですが、それぞれ違う個性が集まって
    4人の声がきれいにまとまっていました。
10. 結証
    世界観が美しい。
11. 想い人
    「結証」とバラードの連続で会場が優しい雰囲気に包まれます。
 MC 「ライブができていなかった時期に色々考えてやりたいことを詰め込みました。
    イマジネーション? 何が言いたいのかわからないけど、隅々まで見て楽しんで
    いってください。」
12. ずっとずっとずっと
13. これからのこと、それからのこと
    新曲コーナーはしっかり聴きたいという雰囲気になります。
14. inori
    この曲も炎の演出があります。
 MC メンバー紹介。
15. Alice
    声を出せないのが残念。
 MC 「楽しい、高松。ここでpeppeが言いたいことがあるって。」
    peppeさん「あそこ(段の上)に上がりたい。」段の上に移動、さらにステージを
    一周します。
    「リョクシャ化されている人?」
    「皆がファンで誇らしいです。頼もしいです。」
16. sabotage
17. あのころ見た光
    会場全体から「ラララ…」の声が聴こえるようです。
18. 始まりの歌
 MC 「次がラストの曲。(終わるのが)早いよ。」
19. Mela!
    炎の演出でさらに盛り上がります。曲終わりで壱誓さん大ジャンプで転ぶ。

本編終了は19:47頃。「BONUS STAGE?」の文字が映し出されます。
19:51頃再びロールプレイングゲームの画面で拍手を促し、メンバーを呼び込み。
「かがわのみんな」も「なかま」になりました。

E1. Shout Baby
    再登場してすぐ曲に入ります。
 MC 「ボーナスステージへようこそ。」
    peppeさんが汗かいているから今日は本当に暑い。
    壱誓さん「Shout Babyは笑いながら弾く曲じゃないけれど、楽しくて笑って
    しまう。」
    ここで緑黄色社会のライブが初めて、という人が結構多い(パッと見た感じ
    6割くらい?)ことが判明。
    「ずっとずっとずっと」がビールのCMになっている話。
    ここで真吾先生登場、グッズ紹介。かなりの時短になっていて、グッズごとに
    買った人を挙手させていました。おつまみ製造機がほとんど売れていない?
    グッズの中からタオルに絞って紹介(タオルだけに「絞る」シャレなのか?)。
    グッズ紹介コーナー終了と思わせておいて、再び真吾先生が
    「Hapy Birthday to You」とろうそくに火のついたケーキを運び入れ、
    晴子さんの誕生日が前日の5月28日で、誕生日を皆で祝います。
    5月にツアーをすることがなかったので、ライブで祝ってもらうことはなかった
    とのこと。不器用で甘え下手な晴子さんとのことですが、グッズについて
    「ぜひ買ってちょうだい」と話していました。
E2. アウトサイダー
 MC 「皆に会えて本当に良かった。また会おう、の約束をしたい。今度は一緒に
    唄おうね。」
E3. Re
    1年を超える「欠けてたパーツ」を取り戻す、やり直せないことなんてない。

   終演は20:21頃。バースデーケーキをもう一度ステージに戻してもらって 記念撮影。改めて26歳の抱負を聞かれた晴子さん「色々なことに慣れてきた 自分がいるので、一個一個吸収して生きる。」とのこと。
 前半の曲の一部が広島から変わっていますが、全体的なペース配分なども含め 改善が感じられました。晴子さんの声も伸びがあって、声枯れもかなり抑えられて いたように聴こえました。ステージの作りや炎や映像の演出など、ロールプレイング ゲームを基にしているのだろう、とも思います。それぞれの曲がきっちりと 世界を作られた上に、バラードが続く展開、ライブ後半の畳みかけなど、 バンドとしての深みがよく出ていました。
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