緑黄色社会の「Channel U tour 2025」の仙台公演を見てきました。 会場は仙台サンプラザホール、仙台でリョクシャカを見るのは2019年11月8日の 仙台Rensa以来です。大きくなったものだ、としみじみ感じます。 なお、個人的には1年3か月ぶりのリョクシャカライブ参戦です。
 会場に向かう途中、楽天イーグルスのユニフォームを着た人たちが多数 駅の方へ帰っていく途中でした。その隙間をすり抜けるように会場へ向かいます。 楽天モバイルパーク宮城からの野球の試合の帰りのようでした。 後から知ったのですが、この日はリョクシャカと縁のある乃木坂46の久保史緒里さんが 始球式をしていたらしいです。
 会場に着いた頃にちょうど入場の列を作り始めたので、空模様が心配だった こともあり、すぐに並びます。しかし入場時直前に雨が降り出し、 事前にグッズのタオルでも買っておけば…と思ったり思わなかったり。 17時には予定通り開場となり、17:02頃には席についていました。 ステージ後ろには大きな「U」の文字で周囲をカラフルな電飾で光るセットが ありました。17:30,17:45,17:55に会場アナウンス。比較的早いうちから 座席についている人が多く、17:45頃にはもう始められるくらいに席が埋まって いました。チケットはソールドアウトなのですが、当日券と思われる立見席も 用意されていたり、車椅子のお客さん用のスペースもしっかりあります。
 18時開演。カウントダウンが始まりスタート。

 1. Party!!
 2. サマータイムシンデレラ
 3. 言えない
 MC 「仙台の皆さんこんばんは、Channnel Uへようこそ。来てくれてありがとう。」
  「それぞれ好きなように楽しんでいただけたら。」
  「私たちとみんなだけでつくる今日だけしかない空間を楽しみましょう。」
 4. 馬鹿の一つ覚え
 5. Monkey Dance

アルバムでは「∩」に当たる波のS.E.。

 6. マジックアワー
 7. 僕らはいきものだから
MC 「さて皆さん、楽しんでいますか。」「お客さんと目が合っている感じ。」
   仙台のスイーツ「喜久福」「霜ばしら」について。「霜ばしら」は大人の綿菓子
   みたい。
   「ここから変わったことが起きます。つかの間の音楽旅行を楽しんで。」
 8. これからのこと、それからのこと
    ~ナイスアイディア!
    ~またね
    ~想い人
    ~Sabotage
 9. 始まりの歌

ここで長屋さんだけがステージに残りpeppeさんのキーボードへ。
 MC オーロラを見に行こうと旅行をした。オーロラを見ることはできなかった
    けれど、その時の気持ちを曲にした。普段メンバーやスタッフに曲を聴いて
    もらうときと同じようにみんなにも届けたい。

10. オーロラを探しに
    長屋さんのKeyVo。

長屋さんがステージを降りると再び3人が戻ります

11. (Instrumental)
12. Each Ring
13. コーヒーとましゅまろ
 MC 「仙台楽しんでいるかい。」
    いつもライブ前に縄跳びをしている。今日は屋外だった。空気がおいしい。
    リョクシャカライブが初めての人や、年代についてお客さんに尋ねます。
14. 花になって
15. Mela!
 MC
16. キャラクター
17. PLAYER 1
 MC 「みんなのおかげで楽しいライブが出来ました。」

本編終了は19:26頃。
テレビのカラーバーや砂嵐の映像が映し出される中、いつものように
Shingo Teacherのグッズ紹介。放送を乗っ取ったという設定になっています。
アンコールへ。
 MC 「ボーナスステージへようこそ。」
    「Channel US」やアジアツアーの告知。
E1. Landscape
 MC 「みんなと一緒にライブを作っていると実感しました。」
E2. 恥ずかしいか青春は

 終演は19:50頃。
 開演前のスタッフによる音響チェックの段階ではスネアの反響が返りすぎ のように感じましたが、人が入ることで気にならなくなりました。 2階席でしたがステージに近く、久しぶりにメンバーの表情や指の動きがよく見える 距離でした。  アルバム「Channel U」を中心としたセットリストで、アルバムを聴きこんでいると かなり楽しめる内容です。ほとんどの曲で歌詞が映し出されており、たとえ 知らなくても大丈夫。既存の曲は基本的にメドレーの中に含める構成だったので むしろ「Landscape」など意外な選曲に聴こえてしまうくらいでした。 全体的にコンパクトにまとまっている印象で、しっかり作り込んでいることがわかり 安心して聴いていられます。全体的なクオリティが高いまま維持できているので、 完成度もかなり高い内容でした。「Monkey Dance」のグルーブ感、壮大な 「僕らはいきものだから」など印象的。今回は長屋さんの本格的なキーボード 弾き語りがあったのですが、ピアノ弾き語りのシンガーソングライターの多くを 凌駕するクオリティレベルでした。ジャジーな「Each Ring」、 「コーヒーとましゅまろ」のふわっとした雰囲気など、まさにテレビのチャンネルを 切り替えるかのようにバリエーションの豊かな楽曲が並びます。 そして「恥ずかしいか青春は」は会場にいた3歳から70代のすべての年代の人に刺さる 楽曲と思います。年齢にかかわらず「全力だからこそ青春」を感じたライブでした。
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